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文具ミニミニ歴史館 〜業界商品の歴史を探る!〜

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社内印刷機

 印刷機といえば、歴史教科書でおなじみのドイツのグーテンベルクが発明、聖書を印刷した活版印刷が近代印刷の始まり。1445年のこと。日本では1597年に木活字版書籍が刊行されている。欧米では、グーテンベルク以後も様々な印刷方式が発明される。円圧機、円筒印刷機、輪転機などだ。

 ヤスリ板の上で原紙に鉄筆を使い文字を書いて製版する、いわゆる"ガリ版"は謄写版と呼ばれ、学校や中小企業などで広く利用されていた。蝋が塗られた原紙に鉄筆で孔(あな)をあけ、その上からインクを塗布してローラーをころがして印刷するもので、誰でも簡単・安価に使える。

 この謄写版は、堀井謄写堂の初代・堀井新治郎によって明治27年、最初の製品が製造販売された。外国では、1900年(明治33年)にインク式謄写機としてイギリスのゲステットナー氏(ゲステットナー社の創業者)の手により発明される。複胴式のもので、単胴式のものは翌年、アメリカのディック氏(A・B・ディックの創業者)が開発する。わが国でも、明治43年に堀井新治郎により単胴式、昭和5年に複胴式のものが開発されている。