ホーム > 文具ミニミニ歴史館
キャラクターグッズやグリーティングカードなど、日本でファンシー商品とくくられる基本的な商品は、米国では連綿と続いている。米国では、化粧品や小間物を売る店を「ファンシーストア」、そこで売られる商品を「ファンシーグッズ」と呼んで、昭和50年代初めで1兆円市場と推測された。
国内では、現サンリオの前身である山梨シルクセンターが昭和35年に設立され同44年末にサンリオグリーティング㈱を設立、同時に米国のグリーティングカードで有名なホールマーク社と技術提携して発売している。この昭和44年頃から、文具市場にもファッション化の波が押し寄せ、同46年頃から「ファンシー商品」が認知されてきた。
そして、昭和50年に文具業界でもファンシーブームが巻き起こり、既存のパイオニア的存在である学研などファンシーメーカーに加え、文具各メーカーも続々参入、ファンシーショップや文具店でもファンシー商品を前面に押し出す店が登場した。しかし、文具業界では昭和50年代末頃をピークに下降線をたどり始め、販売での主力は雑貨店やバラエティーショップへと移っている。
「1日2ページ」で自由に記録が楽しめる! 限定カラー「グレー」が仲間入りした、2026年版『hibino』発売 8月に初のユーザーイベントを開催 2025年07月03日
公式YouTubeチャンネル「有隣堂しか知らない世界」開設5周年記念【開催レポート】本店売上は過去20年で最高 2025年07月03日
【阪神梅田本店】「文具女子博 pop-up in 梅田 2025」9月10日(水)~15日(月・祝) 開催 2025年07月03日
画箋堂 京都市立芸術大学内に無人営業を組み合わせたハイブリッド型店舗を新規オープン 2025年07月03日