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フロッピーディスク(FD)は、基本的なものは昭和47年に米国IBM社が発表したのが最初。本来はディスケットとかフレキシブルディスクと呼ばれるが、FDを取り出すときに、ピョコッと飛び出すことからIBMが愛称として付け、それが一般的に呼ばれるようになった。
リボンは、1876年に米国のレミントン父子商会で製造され始めた実用に耐えられるタイプライターから始まったといってよいだろう。そして、急速に拡大し始めたのはパソコン、ワープロの普及に伴って。リボンもOAリボンと呼ばれるようになる。この主役となるサーマルカーボンリボン(熱転写)は、富士化学紙工業(現フジコピアン)が、昭和55年に製造を開始している。
OA用紙は、ワープロ用紙、PPC用紙などがあるが、普通紙がそれぞれに改良され用いられている。中でもファクシミリ用などに使われているのが感熱紙。熱を加えると発色する化学物質を表面に塗布したもので、リボンが不要。日本では、昭和46年に生産販売が開始された。乗車券などにも使われている。