プラチナ万年筆は、万年筆ブランド「出雲」から、伝統工芸士が竹を軸に編み上げた「竹編み万年筆 茣蓙目(ござめ) ・暗黒色、紅樺色」と、「横網代(よこあじろ) ・虎斑(とらふ)」を4 月 1 日から発売。価格 120,000 円+税。
竹細工の歴史は古く、日本人の生活文化と密接に関わってきました。その技は次第に工芸品として価値を高め、伝統工芸士が現代まで技を継承しています。
同商品は万年筆軸に竹を編み上げた装飾が特長で、出雲 ブランド初の直線的な新フォルムを採用。竹の織りなすパターンが美しくアンティークな佇まいを醸し出し、手に馴染む万年筆に仕立てた。
作業工程は、伐採した竹を煮て、素材を強くする「油抜き」に始まり、「荒割り」、「幅とり」、「せんひき」と竹ひごを作る多くの工程が続き、およそ幅 2mm、厚さ 0.2mm の竹ひご36本を使用して軸に編み上げます。 茣蓙目の2種類は染色し錆漆仕上げを施しますが、横網代・虎斑は表皮の素材そのままを使用し、仕上げに漆を施して完成します。
虎斑竹は、竹に虎斑菌と呼ばれる菌類が寄生し、特徴的な黒い斑紋を有するようになったもので、斑紋の美しさから 江戸時代より珍重されています。
●価格 120,000 円(税抜)
●ペン先 大型 18 金ペン 細字、中字、太字
●商品仕様 本体(POM)・胴、鞘(竹)・天リング、胴ネジ(黄銅に黒クロームフィニッシュ) グリップ(AS 樹脂)、グリップ保護リング(ステンレスにゴールドフィニッシュ)
●サイズ 全長 136.5mm× 最大径Φ15mm 標準重量 30g
●付属品 ボトルインク 30cc、カートリッジインク 1 本 、 コンバーター、筆衣(万年筆袋)、桐箱入