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日販×中三エス・ティ共同商談会 「Discover New Items 2023 Summer」開催
2023年06月14日

日本出版販売株式会社(代表取締役社長:奥村 景二、略称:日販)と日販グループ会社の中三エス・ティ株式会社(代表取締役社長:小林 正史)は、2023 年 6 月 8 日(木)、東京都立産業貿易センター台東館(東京都台東区)において、文具の共同商談会「Discover New Items 2023Summer」を開催しました。

日販と中三エス・ティは、2022 年 4 月に日販が文具のメーカー仕入機能および書店ルートの販売事業を中三エス・ティより承継したことを受け、同年 6 月に初の共同商談会を開催しました。

今回は、その 4 回目となります。


会の冒頭、日販取締役 文具雑貨商品本部長 野口 瑞穂より、開会のご挨拶をいたしました。

【日販 野口取締役挨拶(要旨)】
今回の商談会は「Discover New Items 2023 Summer」と名付けて、ご来場いただくお客様に、出展いただいた 80 社のメーカー様の商品から、新しい発見(Discover)をしていただきたい、という気持ちで開催しております。

昨年末頃から、書店店頭における文具の売上は、駅前ターミナル店を中心に回復してきています。外国人観光客の受け入れによる、インバウンド消費も拡大してきています。日本の質の高い、デザイン性の優れた商品を、店頭で数多く展開してもらうためにも、充実した商談会にしたいと思います。

先日発表した日販及び日販グループの業績は、大変厳しい数字となりました。物流問題という大きな課題がある中、新たな取り組みとして、2024 年内に物流拠点の統廃合を行い、新たな物流センターを稼働させる予定です。日販の新たな覚悟として「縦横無尽に取り次ぐ」をキーワードに、BOOK と親和性のある商材に、もっと積極的に取り組んでまいります。それにより、店頭を活性化させ、書店店頭にお客さんを戻していきたい、と考えております。

また、すでにプレスリリースでお知らせしております通り、株式会社学研ホールディングス様および株式会社学研ステイフル様と、5 月 31 日に資本業務提携ならびに株式取得に関する契約を締結いたしました。これにより、書店店頭の集客力向上に寄与するとともに、店頭の価値を一層高め、お客様の知的好奇心を刺激することができるのではないかと思います。知育、学びに関する、新たな事業領域の拡大を目指してまいります。

文具・雑貨の業界で、日販・中三が対応しているマーケットには、まだまだ広がりを感じています。みなさまとの協力体制のもと、さらなるマーケットの拡大を図っていきたいと考えておりますので、これからもよろしくお願いいたします。

当日は文具メーカー80 社が出展し、新商品や季節商品、店頭企画コーナー向けの雑貨など、幅広い商品が展示されました。会場には約 400 名のお客様が来場され、1 日を通して、活発な商談が繰り広げられました。2会場では、日販オリジナル文具・雑貨を紹介する「Komamono base」コーナーにおいて、今年2 月にリニューアルした「eHONTOMO(えほんとも)」や、出版業界のエコ活動を企画・支援する「ONE ECO PROJECT」の「本袋」などを出展しました。また、近年人気の高いシーリングスタンプなどの体験コーナーも設け、その魅力をじかに味わっていただきました。