文具・文房具・事務用品・事務機器の総合サイト オフマガNEXT

お問い合わせ

オフィスマガジンonline

ホーム > オフマガ ニュース一覧 > オカモトヤ、四代目 鈴木美樹子新社長 新規事業フェルネを発表

オカモトヤ、四代目 鈴木美樹子新社長 新規事業フェルネを発表
2022年08月23日

創業110年を迎えた㈱オカモトヤは、『働くひと』のミカタとして、お客様にワンストップでサービスを提供するオフィス専門商社。

7月末、四代目新社長に鈴木美樹子専務が就任した。新社長は1976年生まれの46歳、二児の母。成蹊大学卒・㈱エドウィン入社。2006年㈱オカモトヤ入社。営業本部長、常務取締役、専務取締役を務めた。

8月2日、東京虎ノ門グローバルスクエア コンファレンスで「オカモトヤ新規事業フェルネ発表会」を催した。

冒頭、鈴木美樹子新社長は「これからのオカモトヤは中堅企業としての成長し、売上100億円を目指します。今まで同様、時代の変化を俊敏に捉え、信頼の礎である歴史を重んじ、社会に貢献できる企業活動を行っていきます」と就任の挨拶を行った。

現在の既存顧客数3300社、主な事業シェアについてはオフィス空間事業47%、ICT構築事業21%、文具サプライ事業32%。

2015年からCS向上、社員の安定雇用を目標に働き方改革に取り組んできた。

認証においても2017年ISO27001認定取得、2018年くるみん取得、2021、2022年健康経営優良法人ブライト500取得、2022年ホワイト企業認定GOLD認定を取得。

また、2018年ライブオフィス「OACIS」をオープン。今年5月にはリニュアルを行いウイズコロナ時代の新しいオフィスを提案した。

同社の特長として創業以来、同じ場所で文房具店を営んでいること。

さらに、コロナ禍で『自分たちからお客様のもとに行こう』と考え、日本初の移動文具販売車YOUNG号で、全国のお客様に文具を届ける。

このような取組もあり2016年度対比2021年度売上は115%。オフィス空間事業は130%、顧客満足度は4.2%向上、残業時間は75%削減、社員満足度8%アップした。

新規事業として「フェルネ」を立ち上げた。これは性差による働きにくさの解消を実現するための働き方をサポートするもの。女性活躍推進に取り組みたいが、やり方がわからないという企業の悩みを解決していく。

女性のQOL(クオリティオブライフ)向上につながる取り組みをフェムアクションと定義。「フェムテック関連商品の仕入れ・販売」、「フェムアクション製品・サービス・空間の自社企画」、「フェムアクションの導入サポート」といった三つの目線で立てられたプロジェクトで進める。これによち女性活躍推進に取組む企業や、これから取り組みたいと考えている企業をサポートする。

次いで、トークショー「日本をもっと豊かにする、女性活躍推進のすすめ」を催し熱い論議が交わされた。

 

四代目 鈴木美樹子新社長
四代目 鈴木美樹子新社長
新規事業「フェルネ」性差による働きにくさの解消を実現するための働き方をサポート。女性活躍推進に取り組みたいが、やり方がわからないという企業の悩みを解決していく
新規事業「フェルネ」性差による働きにくさの解消を実現するための働き方をサポート。女性活躍推進に取り組みたいが、やり方がわからないという企業の悩みを解決していく