ホーム > オフマガ ニュース一覧 > 富士ゼロックス、複合機と連携した「スキャン翻訳サービス」提供開始~レイアウトを崩さず、2時間で100ページを翻訳
富士ゼロックスは、同社の複合機やPCのWebブラウザーからインターネットを通じて利用可能なクラウド型の機械翻訳サービス「スキャン翻訳サービス」の提供を開始した。標準価格は月額10,000円(10ユーザー)から。
「外国語の文書の概要を把握して、重要度や緊急度をすぐに判断したい」、「母国語が異なる人同士のコミュニケーションを円滑にしたい」など、文書に「何が書いてあるのか」を「その場」で理解することが必要な場面で、翻訳業務の効率化、グローバルなコミュニケーションを支援するサービス。
翻訳したい原稿を複合機のスキャナーにセットし、操作パネルから翻訳したい言語を選んでスタートボタンを押すだけで、翻訳された文書が複合機のトレイにプリントアウトされる。また、PCのWebブラウザーから電子文書をサーバーにアップロードして翻訳することも可能。
日本語から英語、中国語(簡体字、繁体字)、韓国語の4つの言語での双方向の翻訳が可能で、2時間で100ページを翻訳できる。
独自の画像処理技術により、原稿のレイアウトにある写真や図などは、その位置を変えずに文字部分のみを翻訳することで、レイアウトを崩さない翻訳結果がよりスムーズなコミュニケーションを支援。翻訳形式も、原文を訳文でそっくり置き換える「置き換え翻訳」に加え、原文にルビ風に訳文を併記する「ルビ風翻訳」や、単語にのみ訳文をルビ風に併記する「単語訳」など、ユーザーの要望に合わせて選択することができる。
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原文にルビ風に訳文を併記する「ルビ風翻訳」 |
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