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カシオ計算機、薬剤師・看護師・栄養士の計算業務に役立つ『専用計算電卓』発売
2020年12月17日

カシオ計算機は、新たな電卓市場を切り拓くジャンルとして職種ごとの特殊な計算式をプリセットし、計算業務の負担を軽減する“専用計算電卓”を立ち上げます。その第一弾として、薬剤師、看護師、栄養士に特化した『SP-100PH/SP-100NU/SP-100DI』を1月22日より発売します。オープン価格。
 
同社の電卓は、経理・財務などのプロのニーズに応える本格実務電卓やローン計算や預金計算をシミュレーション可能な金融電卓など豊富なラインナップ展開を行い、様々なシーンでの計算業務を支援しています。

 “専用計算電卓”は、同じ筐体にフレキシブルなソフトを搭載することで開発コストを抑え、それぞれの業務に最適な独自モデルの開発が可能になりました。仕事で電卓を使用している様々な職種に調査を行った結果、今回第一弾として複雑な計算をする頻度が特に高い薬剤師、看護師、栄養士向けのモデルを発売。今後、さらに他の職種へのモデル展開も広げていきます。

『SP-100PH/SP-100NU/SP-100DI』は、各業種に精通した外部のパートナーと共同で開発し、職種で使用される頻度の高い専用の計算式を電卓内部にプリセットしています。


薬剤師電卓『SP-100PH』には調剤で使用する力価計算
看護師電卓『SP-100NU』には点滴をする際に必要な滴下計算
栄養士電卓『SP-100DI』には栄養指導に必須の消費エネルギー計算などの計算機能



薬剤師電卓『SP-100PH』は、国際医療福祉大学病院の佐藤薬剤部長と共同開発を行いました。処方箋から調剤をする際に使う力価計算や粉薬を分包に使用する散薬監査計算など、11種類の計算機能を搭載しています。

現役看護師と共同開発した看護師電卓『SP-100NU』は、点滴の輸液量を計算する滴下計算や、ひざ下から身長を算出できる推定身長計算、糖尿病患者のインスリン抵抗性を把握するための抵抗性指数の計算など、看護師がよく使用する9種類の計算機能を搭載しています。

株式会社タニタと共同開発した栄養士電卓『SP-100DI』は、栄養指導に必須の消費エネルギーや必要運動量といった10種類の計算機能を搭載しています。また、専門的な知識がなくても簡単に計算ができるため、栄養士や管理栄養士はもちろん、栄養士を目指している学生の学習時をはじめ、家族の食事管理やからだづくりなど健康面でのサポートにも役立ちます。


上段に設置した専用計算キーで計算式を選び、日本語で分かりやすく表示される項目に従って数値を入力していくと、答えを算出できます。専門的で複雑な計算を簡単に行え、計算回数も減らせるため、計算ミスの低減や業務の効率化につながります。

また、携帯しやすいコンパクトサイズでありながらも、操作性と視認性も確保しました。本体は、医療機関などでの使用も想定し、菌の増殖を抑える抗菌加工※を施しています。

※SIAAマーク表示製品です。SIAAマークは、ISO22196法により評価された結果に基づき、抗菌製品技術協議会ガイドラインで品質管理・情報公開された製品に表示されています。銀等無機抗菌材を練り込んだ樹脂を上下ケース、キー、電池蓋に使用しています。
 

薬剤師電卓『SP-100PH』には調剤で使用する力価計算
薬剤師電卓『SP-100PH』には調剤で使用する力価計算
看護師電卓『SP-100NU』には点滴をする際に必要な滴下計算
看護師電卓『SP-100NU』には点滴をする際に必要な滴下計算
栄養士電卓『SP-100DI』には栄養指導に必須の消費エネルギー計算などの計算機能
栄養士電卓『SP-100DI』には栄養指導に必須の消費エネルギー計算などの計算機能
計算例 看護師電卓『SP-100NU』搭載 総輸液量500mlを6時間で投下する場合の滴下数計算(輸液量から)
計算例 看護師電卓『SP-100NU』搭載 総輸液量500mlを6時間で投下する場合の滴下数計算(輸液量から)
薬剤師電卓『SP-100PH』の専用計算キーと日本語表示の液晶
薬剤師電卓『SP-100PH』の専用計算キーと日本語表示の液晶