ホーム > オフマガ ニュース一覧 > 【卒業サプライズ】夜の校舎で描いた「27名の虹色の未来」。NHK放映で話題、沖永良部島・知名中学校の窓ガラスが、卒業生・保護者・教職員による感動の共同作品に。
日本理化学工業株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:大山隆久)は、窓ガラスに描いて消せる画材「キットパス」を通じ、鹿児島県沖永良部島で行われた感動の卒業式プロジェクトを支援いたしました。
2026年3月11日、知名町立知名中学校(第68回卒業式)にて、卒業生27名へのサプライズとして「卒業ウィンドウアート」が披露されました。本プロジェクトは、地元紙での掲載に続き、本日3月25日(水)18時頃より、NHK鹿児島放送局のニュース番組内でも、その温かな制作の裏側が紹介される予定です。
虹色の翼を広げたサシバと、自分の名前に色を塗り、笑顔を見せる27名の卒業生たち
1. サプライズの朝:驚きが「自分たちの表現」に変わった瞬間
卒業式当日、登校した27名の生徒たちを待っていたのは、窓一面に描かれた鮮やかなウィンドウアートでした。前日の下校後から深夜23時まで、アーティスト佐藤周作氏と共に、保護者20名、そして校長、教頭、担任をはじめとする教職員が、一つひとつの羽に生徒への願いを込めて描き上げたものです。
驚きに包まれた生徒たちは、アートの中に自分たちの名前を見つけると歓喜。その後、生徒自身が自分の名前に色を塗ったり、描き加えたりすることで、作品は「贈られたもの」から「全員で作り上げた共同作品」へと昇華し、一生忘れることのない門出の景色となりました。
卒業式当日、自分名前が書かれたところを見つけ色を塗っていく卒業生たち
2. インタビューから溢れる「島と家族の絆」
3月19日に行われた事後インタビューでは、参加者から胸を打つ言葉が寄せられました。
卒業生の言葉: 「ただの窓だった場所が、自分たちの手で未来を描くキャンバスに変わっていく様子を見て、新しい生活への勇気をもらいました。」
保護者の言葉: 「最初はイメージが湧きませんでしたが、夜の学校に大人が集まり、子供たちのために真剣に取り組む姿を見て、それだけで胸が熱くなりました。」「キットパスという画材で夢中になって描く時間だった。」
教職員の言葉: 「アートが学校にあるだけで会話が生まれ、空気が柔らかくなりました。窓一枚で生徒の表情がこれほど変わるのかと驚いています。」
一つ一つの場所に思いを込めて仕上げていきました
深夜に及ぶアートの制作
3. 作品に込められた「島の根っこ」と「未来へのカギ」
完成したアートには、沖永良部島の自然と、卒業生への深い愛が込められています。
虹色のサシバ: 生徒たちの無限の可能性を象徴する虹色の羽を持つ鳥が、新たな扉を開く「カギ」を口に咥え、大空へ羽ばたく姿を描いています。
ガジュマルの13本の根: 中学校内にも見られるガジュマルの木。その13本の力強い根は、本プロジェクトに協賛した地元企業12社と、画材協力の日本理化学工業を象徴しています。入学したての「若葉」だった27名の生徒を、地域全体が根っことなって支えてきたことをアーティスト、佐藤周作さんのイメージとデザインによって表現しました。
4. アーティスト
墨絵師・佐藤周作(さとう しゅうさく)
キットパスとの出会いから川崎工場の窓ガラス全面アートや、東京ベイ潮見プリンスホテルのウィンドウアート、店舗のショーウィンドウでのキットパスアートなどを数多く手掛ける。墨絵師としての確かな技術をベースに、躍動感あふれる生き物のダイナミックな表現を追求。ライブドローイングでも多くの人を惹きつける魅力を持つアーティスト。 昨年、鹿児島県へ移住し、現在は離島での活動を精力的に展開。今回の沖永良部島での縁を大切に、今後は徳之島など、さらなる離島の子供たちへ「描く楽しさ」を繋いでいく活動を予定しています。
佐藤周作氏コメント
「素晴らしい門出にウィンドウアートのアーティストとして関われたことに感謝いたします。
今回の作品のモチーフとしては、大空に羽ばたくイメージの「さしば」に新しい扉を開くイメージのカギを持たせました。羽は生徒さんの無限の可能性を表した虹色にし、その舞い散る羽の中に生徒さんの名前を描きました。
一緒に描いたのは沖永良部島や知名中でも見られるガジュマル、その根っこは今回のプロジェクトに協賛していただいた地元企業さんと日本理化学工業さんを表した13本の根っこ。若葉だった頃の27枚の葉を支えています。これから無限の可能性に羽ばたく生徒の皆さんに、いつでも帰ってくることが出来る島がある事を表現しました。」

5. 卒業式の「新しい選択肢」を全国へ
昨今、卒業式や入学式で黒板アートが盛んになっていますが、私たちはさらに「窓に描くウィンドウアート」も、子どもたちの門出を祝う新しい選択肢として広めていきたいと考えています。
大きな窓をキャンバスにすることで、今回のように保護者や先生、そして生徒自身も加わった「大人数での共創」が可能になります。光を通す窓のアートは、校舎を明るく彩るだけでなく、関わったすべての人々の心をも繋いでくれる力があります。
沖永良部島で生まれたこの初めての成功事例をきっかけに、日本全国の学校や教育機関の皆様に「自分たちもやってみたい」と思っていただけるよう、これからも多様な事例を発信し、子どもたちの未来を彩るお手伝いをしてまいります。
6. メディア掲載・放送予定
NHK:鹿児島放送局 3月25日(水)18:00ごろのニュース枠にて密着取材の放映予定。
地元紙: 「奄美新聞」「南海日々新聞」にて、プロジェクトの様子が大きく掲載されました。
5. 会社概要:
日本理化学工業株式会社
1937年創業。国内シェア約70%を誇る「ダストレスチョーク」を製造。全社員の約7割に知的障がいがあるという特徴を持ち、「働く幸せ」を追求する経営を継続しています。
主力商品: お米のワックスを主成分とした窓に描ける画材「キットパス」、国内シェア7割を誇る「ダストレスチョーク」、黒板消し
受賞歴: 日本文具大賞2024 グランプリ、iFデザインアワード ほか
所在地: 神奈川県川崎市高津区久地2-15-10
URL: https://www.rikagaku.co.jp
【本件に関するお問い合わせ先】
日本理化学工業株式会社 広報担当
TEL:044-811-4121