ホーム > オフマガ ニュース一覧 > 応募総数8,352件 全国の中高生対象の探究コンテスト「自由すぎる研究(R)EXPO2025」最終審査結果を発表
公式サイト:https://tankyu-skill.com/expo/irexpo/
「自由すぎる研究®EXPO」は、全国の中高生から自由研究(探究の成果物)を募集し、さまざまな業種の企業・大学・自治体などで構成される「称賛団体」が生徒の日ごろの探究活動を称賛する探究コンテストです。4年目の開催となる本年は、文部科学省の後援のもと開催されました。1次審査では、日ごろ探究メンターとして高校生向けに探究の学習サポートを行う大学生による審査を実施。最終審査では、さまざまな業種の企業・大学・自治体等35団体で構成される称賛団体(審査団体)が、それぞれの観点で作品審査を行ってまいりました。
本年の応募数は8,352件に上り、グループでの応募者を含めた参加者総数は12,513名、全国各地の中高生から参加いただきました。※1
※ 1 2024年度の応募作品数3,857件、6,441名が参加
■海のゴミ問題を解決!イカの甲で疑似餌を開発
『イカでイカを釣る ~廃棄物(イカの甲)を用いた生分解性プラスチックの開発~』
山口県立徳山高等学校 3年 松永 七海 さん
金賞(称賛団体賞) 6冠 ※2025年最多受賞
・ 朝日新聞先生コネクト賞(朝日新聞社 先生コネクト)
・ 縁の下のまちづくり賞(静岡鉄道株式会社)
・ 「世界中をカッコよく、世界中に笑顔を。」賞(株式会社ZOZO)
・ サストモ賞(LINEヤフー株式会社)
・ 「実践の実践」~社会につながるで賞~(実践女子大学)
・イイニィ賞(新島村商工)
審査員からのコメント(朝日新聞社 先生コネクト)
「海洋ゴミ」という大きくて重い問題を、独自のアイデアで軽やかにクリアしています。本来廃棄されるイカの甲を活用し、生分解性疑似餌を開発することで、循環型社会の実現や環境負荷低減に大きく貢献している点が革新的です。さらに、「イカでイカを釣る」というユニークな発想は、社会的な関心を集めるだけでなく、環境教育や持続可能な資源利用の新たなモデルとしても大きな可能性を秘めています。従来の常識にとらわれない発想力と、実用性を両立した点が素晴らしいです。
■アマモの育成技術でブルーカーボンに貢献
『アマモの発芽・育成装置及び方法』
明治大学付属八王子高等学校 1年 嘉手納 杏果 さん
金賞(称賛団体賞) 4冠
・朝日工業社ワクワク未来賞(株式会社朝日工業社)
・「実践の実践」~社会につながるで賞~(実践女子大学)
・イイニィ賞(新島村商工会)
・GREEN×EXPO 2027 賞(公益社団法人2027年国際園芸博覧会協会)
審査員からのコメント(実践女子大学)
ブルーカーボンとして地球温暖化の解決に向けた取り組みとして注目されるアマモが育ちにくい環境に対し、自ら発芽・育成を可能にする技術を探究する姿勢は、環境問題への新たな一歩として非常に意義深いものです。育てられたアマモが今後どのように海に還り、持続可能な環境づくりに寄与していくのか、引き続き研究を続けていただき、さらなる展開にも大いに期待しています。
■段ボールでフードロス削減に挑む
『段ボールが世界を救う!ソーラーフードドライヤーの開発に関する研究 ~自然乾燥と人工乾燥のハイブリッド装置による食品ロス削減プロジェクト~』
岐阜県立岐阜農林高等学校 3年
長屋 旬亮さん、林 理玄さん、深見 心結さん、山田 美乃さん、山元 絵瑚さん
金賞(称賛団体賞) 3冠
・ウイルテック「千変万化」賞(株式会社ウイルテック)
・みんなのヨコク賞(コクヨ株式会社)
・縁の下のまちづくり賞(静岡鉄道株式会社)
審査員からのコメント(コクヨ株式会社)
食料問題という大きな問題を自分たちの地域の問題に落とし込み、現地の人にヒアリングを通して、自分たちにできることを探す。そこからさらに、自分たちの環境でできることは何かと考えて、手を動かしモノを作り出すところが素晴らしいです。シイタケの乾燥のみならず、多くの地域で活用されるのではないかと感じました。
■いじめ・不登校の経験から社会を変える
『いじめ撲滅と不登校支援に向けて~声をあげた経験者の高校生の挑戦記録~』
S高等学校 3年 悉知 信さん
金賞(称賛団体賞) 3冠
・さんぽう賞(株式会社さんぽう)
・縁の下のまちづくり賞(静岡鉄道株式会社)
・「世界中をカッコよく、世界中に笑顔を。」賞(株式会社ZOZO)
審査員からのコメント(株式会社さんぽう)
いじめ、不登校など辛い経験をしても自ら行動を起こし、同じ境遇の子どもたちを支えるために探究を進める姿に勇気付けられました。子どもたちの声を届けるまでの調査過程、各専門家、市議等との意見交換・対話を通して、条例制定に向けた取り組み活動が期待できると感じました。現在いじめ問題などに悩んでいる子どもたちに対して、継続した支援実施をしている点が素晴らしいです。これからも更なるご活躍を期待しています。
上記以外の受賞作品も含め、以下の公式サイトで受賞作品を公表しています。作品内容やPR動画をご覧いただけます。
■2025年受賞結果ページ
https://tankyu-skill.com/expo/irexpo/finalresults2025/
※都合により、一部ご覧いただけない作品がございます。
【自由すぎる研究EXPO 実行委員長からのコメント】
第四回を迎えた今回は、文部科学省からご後援をいただき、作品数も昨年の2倍以上と、国内最大級の規模へと成長いたしました。中高生の作品は、より実践的で社会に開かれた探究が広がり、審査いただいた称賛団体のみなさまにも新鮮な刺激をご提供できたものと存じます。
引き続きみなさまのご支援を賜りながら、地域社会などに貢献していく流れをより確実なものにしていきたいと考えております。(実行委員長 木曽原和之)
株式会社トモノカイでは、生徒自身が興味関心を深めるために社会に拓かれた学びの機会をつくるべく、イベントやプログラムを通じて生徒の学びを支援してまいります。
【株式会社トモノカイ 会社概要】
会 社 名 :株式会社トモノカイ(2009年に「株式会社東大家庭教師友の会」から社名変更)
本社所在地:東京都新宿区四谷三丁目3-1 四谷安田ビル4階
設 立:2000年4月7日(1992年に学生任意団体として設立)
資 本 金:1,710万円
代 表:代表取締役 徳岡 臣紀
従 業 員 数:132名(2025年8月時点)
事 業 内 容: 1.学校向け教育支援事業(探究学習、放課後学習、グローバル学習支援)
2.家庭教師事業
3.塾講師求人広告事業
4.大学生向け求人メディア事業
会 社 URL :https://www.tomonokai-corp.com/
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