ホーム > オフマガ ニュース一覧 > 第34回日本文具大賞 コクヨ「ハサミ<サクサ>(グルーレス刃)」が グランプリを受賞
RX Japan㈱が主催する「第36回国際文具・紙製品展〈夏〉」(ISOT夏)は7月2日~4日の3日間、東京・有明の東京ビッグサイトで開催した。
7月2日、特別展示コーナーにて「第34日本文具大賞 表彰式」が催され今年のグランプリ1製品が発表された。
日本文具大賞は、その年の優れた文具に贈られるアワード。製品販促の機会や、最新の製品を一度に見ることができる機会として、小売り業界から一般消費者まで大きな注目を集めている。
これまで通り、「機能」「デザイン」「サステナブル」の3部門の他、今年は「トレンド部門」を新設し優秀賞受賞全12製品が選出。
グランプリには、機能部門優秀賞のコクヨ㈱「ハサミ〈サクサ〉(グルーレスタイプ)」が選ばれた。
受賞に際しては、力量や利き手を問わず多様なユーザーに寄り添った設計や、『傾斜インサート』構造による軽い切れ味を評価された。
コクヨ㈱企画開発第二グループ中津康宏氏は、「僕が左利きにでして、左利きで右利きの世界の物を無理やり使って生きてきた。その経験があって、文具を開発する上で『この不便さを解決できないか』との想いからサクサを開発。右利きでも力が手に入らない人ともワークショップを重ねて形にしてきた。このように評価してもらえ光栄です」受賞の喜びを述べた。
「ハサミ〈サクサ〉」は、刃先まで軽い切れ味の「ハイブリッドアーチ刃」を搭載する人気のハサミシリーズ。2024年12月のリニューアルに際し、コクヨ独自のインクルーシブなものづくりプロセス、ハウズデザインを取り入れ、さらに様々な方が使いやすいよう業界初の『傾斜インサート』を搭載。さらに多くの方にとって使いやすくなるようリニューアル。
今回受賞のグルーレス刃のモデルは、粘着テープを切っても、刃にのりが付きにくい「3Dグルーレス構造刃」を採用し、日常使いに適したモデルになっている。
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第34日本文具大賞 コクヨ㈱「ハサミ〈サクサ〉(グルーレスタイプ)」がグランプリ受賞 |
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コクヨ㈱中津康宏氏は、「僕が左利きにでして、左利きで右利きの世界の物を無理やり使って生きてきた。その経験があって、文具を開発する上で『この不便さを解決できないか』との想いからサクサを開発。右利きでも力が手に入らない人ともワークショップを重ねて形にしてきた」と述べた。 |
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ハサミ<サクサ>」シリーズは、コクヨ独自のインクルーシブなものづくりプロセス、ハウズデザインを取り入れ、さらに様々な方が使いやすいようリニューアル。利き手を問わない切りやすさを実現する『傾斜インサート』を搭載。今回受賞のグルーレス刃のモデルは、粘着テープを切っても、刃にのりが付きにくい「3Dグルーレス構造刃」を採用。 |