ホーム > オフマガ ニュース一覧 > 複合機から「DigitalWork Accelerator」へのシームレスな書類保管を実現する“MEAP クラウドスキャン for DigitalWork Accelerator”を提供開始
キヤノンマーケティングジャパン株式会社(代表取締役社長:足立正親、以下キヤノンMJ)は、キヤノン製複合機と「DigitalWork Accelerator(以下DWA)」を連携させる新アプリケーション“MEAP クラウドスキャン for DigitalWork Accelerator”を2025年6月30日より提供開始します。本アプリケーションにより、キヤノン製複合機から「DWA」へスキャンデータを直接保存できるようになり、紙文書のデジタル化からクラウド上での電子保管までをシームレスに実現します。
“MEAP クラウドスキャン for DigitalWork Accelerator”概要
近年、多くの企業がDXを推進する中で、紙文書のデジタル化は業務効率化と情報資産の有効活用に欠かせないステップとなっています。一方で、スキャン後のファイル整理や情報入力、クラウドへのアップロードといった作業が大きな負担となっています。また、電子化された書類がファイルサーバーに保存されているだけでは、必要な情報をすぐに見つけ出すことが難しく、情報の利活用が進まないという課題もあります。
このような課題に対し、このたびキヤノンMJは、キヤノン製複合機から「DWA」に直接スキャナ保存できる複合機アプリケーション“MEAP クラウドスキャン for DigitalWork Accelerator”の提供を2025年6月30日より開始します。
キヤノンMJは、2022年12月より企業内の取引関係書類を一元管理し、情報資産の利活用を支援するクラウドサービス「DWA」を提供しています。このたび新たに提供する“MEAP クラウドスキャン for DigitalWork Accelerator”により、PCを介さずに直接スキャンデータをクラウド上に保存可能となります。これにより、紙の見積書や契約書などの書類をすぐにデジタル化して共有できるようになります。また、複数の書類を一括でスキャンする際には、管理NOや取引先企業名などのインデックス情報を含むQRコード※1を使用したPDF自動分割機能※2により、書類を自動で振り分けて保存できるため、業務のスピードが大幅に向上します。さらに、書類をスキャンするだけでインデックス情報が自動登録され、関連書類を紐づけて保存することが可能です。これにより、保存された書類の検索性が高まります。例えば、多拠点でビジネス展開する企業では、各拠点で受領した書類をスキャンするだけで、本社とスムーズに共有でき、インデックス情報を活用することで社内外の問い合わせにも迅速に対応できます。さらに、基幹システムや他のクラウドシステムから「DWA」に取り込んだデータに対して、“MEAP クラウドスキャン for DigitalWork Accelerator”から読み込んだ書類をキー情報を使って紐づけて保存することが可能です。
キヤノンMJは、今後も「DWA」を情報資産管理の基盤としてさらに機能拡充を行うことで、お客さまのデータ利活用に貢献し、業務プロセス変革とDX実現を継続的に支援していきます。
製品名 |
価格 |
発売日 |
MEAP クラウドスキャン for DigitalWork Accelerator ※3 |
オープン |
2025年6月30日 |
※1. QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
※2. PDF自動分割機能は、複数のドキュメントが1つのPDFファイルにまとめられている場合に、各ドキュメントに付与されたQRコードを基準として自動的に分割する機能です。なお、書類へのQRコードの付与は、お客さまにて実施いただく必要があります。
※3. “MEAP クラウドスキャン for DigitalWork Accelerator”は「DigitalWork Accelerator」の有償オプションとなります。
一般の方のお問い合わせ:
キヤノンマーケティングジャパン株式会社 デジタルドキュメントサービス企画部
DigitalWork Accelerator ご相談・お問い合せ
「DigitalWork Accelerator」シリーズは、電子帳簿保存法に対応した電子取引管理サービス、請求書受取サービスに加え、業務別アプリケーション・業種向けサービスを連携させることで、DX推進と業務変革の実現を支援するクラウドサービスです。企業の「情報資産」であるドキュメントを安全に管理・保存し、多様な手段で適切に分類・検索できる環境を提供します。さらに、複合機やさまざまなサービスと連携し、社内外の情報をスムーズに活用可能な「価値ある資産」へと変革します。
「DigitalWork Accelerator 電子取引管理サービス」は公益社団法人日本文書情報マネジメント協会(JIIMA)の「電子書類ソフト法的要件認証制度」「電子取引ソフト法的要件認証制度」「電帳法スキャナ保存ソフト法的要件認証制度」による製品認証を取得しています。電子帳簿保存法に対応するための法的要件を満たしているソフトウエアとなりますので安心してご利用いただけます。
「DigitalWork Accelerator 電子取引管理サービス」において、ISMSクラウドセキュリティに関する国際標準規格「JIP-ISMS517-1.0(ISO/IEC 27017)」のクラウドセキュリティ認証を取得いたしました。本認証は、クラウドサービスプロバイダーに対して、情報セキュリティの管理とコントロールに関する国際的な基準を提供する規格です。「DigitalWork Accelerator」シリーズでは、「ISO/IEC 27017」の要件に基づいた厳格な情報セキュリティ管理体制を構築しています。認証範囲は認証機関のウェブサイトから検索いただけます。https://www.juse-iso.jp/list/(登録番号:JUSE-IR-113-CS03)