LINE Payが、提供する家計簿・資産管理サービス「LINE家計簿」は、新型コロナウィルスの影響による家計の支出状況について、「LINE家計簿」のLINE公式アカウントをフォローしているユーザーを対象としたアンケートを実施、調査結果を公開した。
■調査サマリ
・新型コロナウイルスによる影響で、約4割が支出増と回答
・約7割が食費の支出増、休校や在宅ワークにより食費やデリバリーが増えたなどの声も
・コロナウィルスの影響で約5割が家計管理や節約を意識
・節約方法として「無駄な買い物を減らす」が約6割でトップに、約2割の人が家計簿をつけると回答
調査期間:2020年4月28日~4月29日
調査対象: 「LINE家計簿」のLINE公式アカウントをフォローしているユーザー
回答者数:10,000人
■新型コロナウイルスによる影響で、約4割が支出が増加と回答
新型コロナウイルスによる影響による支出の変化に関しては、「増えている」が37%、「今後増えそう」が8%、「減っている」24%、「今後減りそう」7%、「変わらない」が22%という結果になりました。また、職種別でみると、特にパート・主婦(主夫)が高く、約6割が支出増を感じており、新型コロナウイルスが家計の支出に大きく影響していることがわかりました。
■約7割が食費の項目の増加、休校や在宅ワークにより食費やデリバリーが増えたなどの声も
どのような支出が増えたかについては、「食費」がもっとも多く69%、続いて「水道光熱費」50%、「日用品購入費」45%、「娯楽費」9%、「家具家電購入費」7%という結果となりました。また、具体例について自由記述で聞いたところ、「デリバリー・テイクアウトの利用」や「マスクや衛生商品の購入」などの声が上がりました。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う休校や、外出自粛要請などが続く中で、「おうち時間」が増えた結果、食費の支出が増えていると窺えます。
■コロナウィルスの影響で約5割が家計管理や節約を意識
家計管理や節約を意識するようになったかについては、「意識するようになった」53%、「変わらない」42%、「意識しなくなった」4%、という結果になりました。コロナウィルスの影響により支出が増えたことで、家計管理や節約を意識する人が増えていると窺えます。
■節約方法として「無駄な買い物を減らす」がトップに、約2割の人が家計簿をつけると回答
最近実践している節約方法については、「無駄な買い物を減らす」が62%、「お金がかからない楽しみを増やす工夫」が35%、「食費や日用品の支出の見直し」が34%、「家計簿をつける」23%、「予算管理をする」12%という結果になった。
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| ■約7割が食費の項目の増加、休校や在宅ワークにより食費やデリバリーが増えたなどの声も |
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| ■コロナウィルスの影響で約5割が家計管理や節約を意識 |
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| ■節約方法として「無駄な買い物を減らす」がトップに、約2割の人が家計簿をつけると回答 |