液体が塗布できるペン型の容器の提案など「中小企業新ものづくり・新サービス展」ものづくり補助事業展示商談会
2018年12月26日
ものづくり補助事業展示商談会「中小企業新ものづくり・新サービス展」が、12月11日から13日まで、東京ビッグサイト西1・2ホールで開催した。(主催:全国中小企業団体中央会)
3日間で3万7267名が来場し賑わいをみせた。
同展は「ものづくり補助事業に取り組んだ事業者が、ものづくり補助事業を活用して開発した新しい製品・サービス・技術等(補助事業の成果)の販路開拓・拡大支援のため展示商談会。
加えて、補助事業の成果を一堂に展示することにより、既存顧客の販路拡大、市場創出、企業間連携の実現。情報収集等のビジネスチャンスの提供を行う。補助事業者の「事業化」支援を通じて、中小企業・小規模事業者の経営力強化・生産性向上を図るとともに経済の活性化につなげる。
会場は「紙・紙加工・印刷」、「化学・石油・プラ・ゴム」、「鉄鋼・金属製品」など全8ゾーンで構成した。
業界からも出展が相次いだ。ユニオンケミカー㈱は、従来の可食性インクジェットインクに加え、速乾性インクや蛍光インクなどの特殊な可食性インクも開発。ブラックライトで照らすと発色するため、夜のイベントやコラボカフェ等で注目を集めることが期待されている。
㈱呉竹は、筆ペン・ペン等のニッチ分野での新型タイプペンの開発。これまで、アイライナー用のペン容器などをてがけていたが、アルコールインクも充填できるよう、部品の材質を改良。これにより塗布・マーキング作業に使用できるペン型容器となった。
㈱羽車は、生産者から利用者までが手を傷つけにくく、デザイン性を損なわないリップルカットの安全封筒を紹介し注目を集めた。
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| 筆ペン・ペン等のニッチ分野での新型タイプペンを開発。塗布・マーキング作業に使用できるペン型容器を提案 呉竹 |
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| 特殊な可食性インクを開発。ブラックライトで照らすと発色するため、夜のイベントやコラボカフェにおすすめ!ユニオンケミカー |
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| 生産者から利用者まで手を傷つけにくく、デザイン性を損なわないリップルカットの安全封筒 羽車 |