「第10回絵染め絹とバラ100彩展」が10月11日~17日まで東京・玉川島屋アートサロンで開催。(協賛ぺんてる)
絵染めは、樹脂系染色絵具(1958年ぺんてる開発)に着目し、この絵具の特色を活かすオリジナル図案、独特の色の組合せと、混色方法を考案し名付けたもの。
1977年に日本絵染め協会を発足。『ぼかし」の技法を5種類に分類し、系統だった指導方法を確立。素材は主にシルクを採用。
指導は主に、アケボノクラウン・松本武久会長夫人の松本廣美さん(姉)が、絵染めの作風の設定とオリジナル図案は菊地エミさん(妹)が担当し、姉妹二人三脚で絵染めの普及を続けている。
2005年には桂由美パリオートクチュールコレクションに「絵染め」が起用され、「ブルーローズ」を創作。同年からは日本橋高島屋で「絵染め展」を開催。
以降、パリコレに起用されるほか、「花博」、バンコクの日本大使館、ワシントンの日本大使館、国立女性美術館、テキスタイル美術館で展示会及び講習会を催している。
絹にバラを多彩に描き描き続け40年以上、「ジャパンシルクコレクション」「日本の絹展」に出展するなど創作活動の幅を国際的に広げ活躍中。
会場では、万年筆やホッチキスなどの文具柄ネクタイも販売。ひと筆ごとに心を込めた、優雅な絵染めの世界は来会者を魅了した。
会場
玉川島屋 本館5階 アートサロン
東京都世田谷区玉川3-17-1
電車をご利用のお客様(電車でのアクセス)
● 東急田園都市線/東急大井町線 「二子玉川駅」下車
● 西口(国道246号方面)徒歩2分
日時 平成29年10月11日(水)~10月17日(火) 午前10時~午後8時(最終日は午後4時閉場)
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| ひと筆ごと ていねいに描かれた バラモチーフの絵染め |
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| 万年筆や鉛筆をモチーフにした絵染め、文房具柄ネクタイ(絹100%) |
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| バッグに入れて持ち運びやすい文具モチーフの絵染め、スマートフォンケースやペンケース(絹100%) |
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| 優雅なバラモチーフの絵染め(絹100%) |
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| 東雲色のバラ、青いバラなど大胆な構図の小物(絹100%) |