『病室の夕陽より、やっぱり台所の朝陽ね』大賞受賞 「第20回手帳大賞」を発表 高橋書店
2016年10月24日
高橋書店は10月19日、東京・帝国ホテルで「第20回手帳大賞」を発表した。
手帳大賞は、手帳をもっと身近に感じてもらいたい、日常生活の中でもっと活用して欲しいという願いのもと、「思わずメモしたくなった『身近な人の名言・格言』」と「手帳・日記・家計簿の商品企画」の2部門で構成。「高橋をうならせたら50万。」というキャッチコピーのもと作品を募集した。
その結果、全国から「名言・格言部門」に1万9936通、「商品企画部門」に1409通、合計2万1345通の応募が集まった。
橋秀雄社長は、「第20回を迎え、この手帳大賞も多くの方に、恒例行事として認識されてきています。作品は、審査員に泉麻人(コラムニスト)、椎名誠(作家)、黛まどか(俳人)と共に厳選な審査を行い選出した。これからも、手帳大賞を30回、40回と長く続けられるよう、お力添えをお願いします」と挨拶した。
商品企画部門・優秀賞には、宮内高明さんの「タイムフリー手帳」が選ばれた。全ての週間ページ上部に該当月の月間カレンダーを掲載。前後週の予定の連続性を把握しやすくした週間セパレート式の発展型手帳として自由度が高いと評価された。
名言・格言部門大賞には、相野正さんの「病室の夕陽より、やっぱり台所の朝陽ね」が受賞した。病気を乗り越えて、家族が後ろにいる台所から、朝陽のまぶしさを感じて、思わず妻が口にした一言。飾らない言葉だからこそ、日常生活に戻った時の感動が表現されていると評価された。
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| 橋社長は「これからも、手帳大賞を30回、40回と長く続けられるよう、お力添えをお願いします」と挨拶 |