「第25回日本文具大賞」表彰式が6日、「第27回国際文具紙製品展(ISOT2016)」会場内の特設ステージで開催された。
日本文具大賞は、機能面・デザイン面において、もっとも優れた文具に贈られるアワード。数百点にも及ぶエントリー製品の中から、機能部門/デザイン部門を設け、優秀賞10製品を選定。その中からグランプリが決定した。
<機能部門グランプリ>
デザインフィル「knoxbrain LUFT」
薄くて軽い究極のミニマムシステム手帳。表紙カバーの一枚の本革、オリジナルバックプレート、リングの3パーツだけで構成し、究極のシンプルを追求した全く新しい概念のシステム手帳。180度フルフラットに開く。
システム手帳のリングを再開発し、手帳素材である皮革との合体化した。それによりリングでの手帳開閉180°オープンを可能に。さらに、一枚皮革としての手帳素材開発によって、「軽量化」を図った事が評価された。
豊田栄一専務取締役は「若い世代の中で、良質な物を買って、長く使うという事が浸透し始め、システム手帳を使う人も増えている。開発にあたり、システム手帳の良さに、綴じ手帳良さを取り入れ、今まで、システム手帳を使った事のない人にも気軽に使ってもらえる商品です」と喜びをコメントした。
<デザイン部門グランプリ>
あたぼう「飾り原稿用紙 碧翡翠(アオヒスイ)」
紙質という性能、5色展開という書き心地との効能を、美しい原稿用紙という形式で見事な機能デザインとしていることが評価された。
佐川博樹社長は、「万年筆のインクとのコントラストを、楽しんでもらうために、開発した」と述べた。
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| 「システム手帳と綴じ手帳の良さを取り入れ、気軽に使ってもらえる商品です」と喜びをコメントした。 |
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| デザインフィル「knoxbrain LUFT」 |
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| 佐川博樹社長は、「万年筆のインクとのコントラストを、楽しんでもらうために、開発した」と述べた。 |
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| あたぼう「飾り原稿用紙 碧翡翠(アオヒスイ)」 |