ホーム > オフマガ ニュース一覧 > 優雅で上品な青いバラ、文具をモチーフにしたネクタイなど大好評、第9回絵染め「絹とバラ100彩」&ワシントン抒情、23日まで開催中
第9回絵染め「絹とバラ100彩」&ワシントン抒情が10月19日~23日まで東京・有楽町のジャパンシルクセンター(蚕糸会館)で開催されている。
絵染めは、樹脂系染色絵具(1958年ぺんてる開発)に着目し、この絵具の特色を活かすオリジナル図案、独特の色の組合せと、混色方法を考案し名付けたもの。
1977年に日本絵染め協会を発足。『ぼかし」の技法を5種類に分類し、系統だった指導方法を確立。素材は主にシルクを採用。指導は主に、アケボノクラウン・松本武久会長夫人の松本廣美さん(姉)が、絵染めの作風の設定とオリジナル図案は菊地エミさん(妹)が担当し、姉妹二人三脚で絵染めの普及を続けている。
菊地さんは、「やさしい絵染め」(78)、「住めば都ワシントン」(94)、「続・やさしい絵染め」(00)を出版。
2005年には桂由美パリオートクチュールコレクションに「絵染め」が起用され、「ブルーローズ」を創作。2005年からは日本橋高島屋で「絵染め展」を開催。2007年にはバンコク在、2010年にはワシントンDC在の各日本国大使館において披露。さらに、国立女性美術館テキスタイル美術館で披露。絹とバラを多彩に描き続けて40年以上、創作活動の幅を国際的に広げている。
会場では、万年筆やホッチキスなどの文具柄ネクタイも販売。ひと筆ごとに心を込めた、優雅な絵染めの世界は来会者を魅了した。
主催/会場
ジャパンシルクセンター
千代田区有楽町1-9-4 蚕糸会館1階
日時 平成27年10月19日(月)~10月23日(金) 午前10時~午後6時(最終日は午後4時閉会)
協賛 ぺんてる
|
絵染めインターナショナル会長・菊地エミさん 日本絵染め協会会長・松本廣美さん (左から) |
|
魅惑の青いバラをモチーフに |
|
優雅で女性らしいバラをモチーフにした絵染めロングストール |
|
万年筆や鉛筆をモチーフにした文房具柄ネクタイ(絹100%) |
|
艶やかなロングストール |
|
バッグの中にも納まる上品な小物入れ |