ホーム > オフマガ ニュース一覧 > トンボ鉛筆、高校と小学校で、エコの心を育てました。エコプロダクツ事前授業 企業の環境への取り組み講座 実施報告
トンボ鉛筆は、高等学校と小学校で、企業の環境への取り組み講座を実施しました。
この授業は、公益社団法人日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会が主催し、環境展示会「エコプロダクツ」に出展する企業が、学年単位で展示会視察を予定している学校へ開催前に出向き、企業の環境への取り組み等を紹介して生徒の環境への理解を促進するために実施しています。
神奈川県立座間総合高等学校(神奈川県座間市栗原2487)では11月25日に実施、1年次 8クラス277名へ、当社を含む8社(花王、東洋製罐、パナソニック、日清製粉グループ、TOTO、イオン、トヨタ自動車)が1クラス1社で講座を担当しました。
横浜市立下永谷小学校(神奈川県横浜市港南区東永谷)では11月28日に実施、4年生4 クラス147名へ、当社を含む4社(JA全農、東芝、東洋製罐)が1クラス1社で講座を担当しました。共に講師としてはトンボ鉛筆 経営戦略部 環境CSRグループ神野敬子があたりました。
<神奈川県立座間総合高等学校 企業の環境への取り組み講座概要>
テーマ:企業の環境への取り組み ~文具でエコ~
■はじめに
エコプロダクツとして、ハイブリッドカーや省エネ家電、太陽電池パネルなどが脚光を浴びていますが、文具は使用時のエネルギー消費がなく、環境に与えるインパクトは大きくありません。それでも、文具業界は早くからエコマークやグリーン購入法に対応し、社会に環境配慮を啓蒙する役割を果たしてきました。今回の授業は、高校生に馴染みのある文具の中のエコ文具を入り口として、環境問題をより身近な問題として考えてもらうきっかけにしました。
■トンボ鉛筆概要説明
■エコ商品の説明:文具で環境への配慮をするということについて、高校生にできることとして、①賢い商品選択、②最後まで大切に使いきること、この2点を理解してもらいました。
■トンボのエコプロダクツ
テープのり「ピットリトライC」を全員で実際に組み立てながら、再生樹脂を使った部品や、(精度上)再生樹脂ではつくれない部品などがあることを学び、「もの」を大切に使うことがエコの基本であることに気付いてもらいました。
リサイクル鉛筆「木物語」を全員に提供して、木と木をつないだフィンガージョイントを確認しながら、木材も「再生可能な資源」になりうるということをメッセージしました。
■まとめ
メーカーと消費者はつねに対話している関係であることから、消費者が環境を重んじて商品を選べば、企業も環境商品をすすんでつくるようになっていきます。一人一人の消費生活が社会を発展させていきます。
<横浜市立下永谷小学校 企業の環境への取り組み講座概要>
テーマ:企業の環境への取り組み ~文具でエコ~
■はじめに
(座間総合高校と同様)
■トンボ鉛筆概要説明
■グループディスカッション「木について考えよう」
①「身の回りにある「木」からできた製品を探してみよう
②木製品の良い点は何でしょう。 木製品の悪い点は何でしょう。
③木を切ることは良いことか、悪いことか、考えよう。
回答:きちんと管理された森の木を使うことは森を育て守ることにつながります。さらに木の「使える部分を最大限生かしていく」ことも大切です。
■リサイクル鉛筆「木物語」のフィンガージョイント、森林認証鉛筆「木物語」の説明
■まとめ
(座間総合高校と同様)
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