ホーム > オフマガ ニュース一覧 > 日本カートリッジリサイクル工業会、北條順吉氏が新会長に就任
日本カートリッジリサイクル工業会(以下AJCR)は23日、東京・港区の芝パークホテルにて「2013年度定時総会」を開催。任期満了による役員改選で北條順吉氏(ディエスロジコ)が会長に就任した。
AJCR(正会員三三社・賛助会員一七社)は、プリンターのトナーカートリッジリサイクル事業を行う国内外の製造業・関連企業の会員で構成された工業業団体。消費者への環境対策に貢献することを目指している。
2012年度のリユーストナー出荷数は578万9681本、対前年比103・7%。そのうちモノクロトナーは410万6124本で比率は70・9%、カラートナーは168万3557本、比率は29・1%。
北條新会長は、「政権交代により大規模な金融緩和策が打ち出され経済環境は一部ではありますが明るい方向に向かいつつある。しかし、まだまだ東日本大震災の影響は続いており復興は長期化し数多くの課題解決を迫られている。私たちもトナーカートリッジのリサイクルを推進することにより材料の節約や節電および経費の削減に大いに貢献していきたい。しかし、この活動の認知度は未だ低いのが現状であり課題である」と語った。
この課題解決のために、トナーカートリッジリサイクル事業の価値を高め認知度向上を図るため、次のような重点目標を掲げた。
①お客様への信頼度向上、②環境負荷低減のための3Rの推進(リデュース:減らす、リユース:繰り返し使う、リサイクル:再資源化)③法の順守(模倣品と一線を画した対応)。
また、2014年度には一般社団法人化されることが決定した。
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| 北條順吉新会長 |