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国際ユニヴァーサルデザイン協議会、「2012年度IAUD成果報告会&定例セミナー」を開催
2013年04月04日

    国際ユニヴァーサルデザイン協議会(以下IAUD)は、「2012年度IAUD成果報告会&定例セミナー」を3月26日、東京・港区の世界貿易センタービル内・富士通トラステッド・クラウド・スクエアセミナールームで開催した。

    ユニバーサルデザインとは、文化・言語・国籍の違い、老若男女といった差異、障がい・能力の如何を問わずに利用することができる施設・製品・情報の設計(デザイン)。同協会は、ユニヴァーサルデザインのさらなる普及と実現を通して、社会の健全な発展とくらし創りを目指す活動を行っている。

冒頭、伊久哲夫評議員会副議長は、「IAUDでは、ユニヴァーサルデザイン(以下UD)のさらなる向上を目指し、今年度からの新しい取り組みとして、UD検定、定例セミナーを実施した。UD検定は、UDに関する見識・教養を高め自己啓発をはかるためと毎回幅広い年代の方達に受験いただいている。また定例セミナーに関しては、各省庁や自治体関係者を講師に招き、全現場でユニヴァーサルデザインの政策や課題について講演いただくなど積極的に取組んでいる」と報告。

 続けて「今後の新たな活動に向けた思いを会員や世界に向けてしっかり伝え、日本発のユニヴァーサルデザインを発信していく」と強調した。

2012年度の活動では、10月「第四回国際ユニヴァーサルデザイン会議」を福岡で開催。今回は“安全・安心—ユニヴァーサルデザインの基本を考える”をテーマに国内外から専門家や被災地関係者を迎え貴重な講演や報告を行った。日本が体験した未曾有の大震災からの復興経験、近年に発生した災害や事故に関して世界各地の様々な分野で活躍している方々らの最新情報の交換や研究発表が行われた。また台湾や韓国など近隣諸国ほか世界22の国や地域から述べ1万1400人が来場し成功裡に終了した。

 

伊久哲夫評議員会副議長
伊久哲夫評議員会副議長