ホーム > オフマガ ニュース一覧 > 韓国のHYUNDAI ITが日本のデジタルサイネージ市場に本格参入 コネックス・ヒュンダイ・イノベーション
コネックス・ヒュンダイ・イノベーションは3日、ANAインターコンチネンタルホテル東京にて、大型電子黒板「サイボード製品説明会」を開催した。
コネックスイノベーションは平成24年10月、韓国のHYUNDAIグループの関連会社である「HYUNDAI IT JAPAN」との業務技術提携を経て合併。コネックス・ヒュンダイ・イノベーションとして日本国内で、韓国HYUNDAI ITが生産する主要なデジタルサイネージを投入していく。
松浦和光代表取締役は、「日本国内は東日本大震災以降、電力問題で市場は足踏み状態であったが、徐々に環境が変わってきている。今回の合併に伴い日本市場に向けて韓国HYUNDAI製のデジタルサイネージを投入していく」と発表した。
日本国内では、デジタルサイネージおよびディスプレイ関連製品すべてについて「plnus(パルナス)」ブランドとして販売を行っていく。
日本市場、第一弾となるサイボード(=電子黒板)「パルナス」を4月1日から発売する。画面サイズの70インチ・84インチは日本国内で販売されている電子黒板の中で最大サイズ。従来の黒板やホワイトボードの代用品という位置づけではなく、既存製品を圧倒する機能を搭載。インターネットや映像再生、企業のプレゼン、施設の案内表示にも、その用途は多岐にわたる。プロジェクターは不要になり、セッティングの手間や設置スペースの問題を解決してくれる。
また、従来の製品に比べ、タッチパネルのレスポンス性能が飛躍的に向上し、使用感は黒板やホワイトボードに勝る感覚。さらにLEDディスプレイの採用により明るさも1.5倍になった。
今後は日本国内において、教育機関、一般企業、研究所などを中心にシェア拡大を図り、初年度の売上目標は40億円を見込んでいる。また大手企業とのOEM契約も視野に入れ数年後には80億円規模を目指す。
![]() |
![]() |