トンボ鉛筆、創立100周年を記念し「トンボ鉛筆100年史」を発行
2013年04月02日

  トンボ鉛筆は、創立100周年を記念し「トンボ鉛筆100年史」を発行した。鉛筆産業の黎明期から、モノづくり一筋に歩んできたトンボ鉛筆の歴史を振り返り、お世話になった方々へ感謝の意を捧げたいとの思いから発行されたもの。

  表紙は、同社の最初の銘柄鉛筆「メーソン」。鉛筆収集家らの協力も得て、会社の歩みとともに、創業者の小川春之助氏が時代の流行をいち早く取り入れた「ステッキ鉛筆」(大正4年)、「鉛筆　ゴルフ型セット」(大正5年)など貴重な商品が多数紹介されている。Ａ４判カラー98ページ。タイ、ベトナム版も製作され、英語版も製作中。

　 「トンボ鉛筆完全ブック」(エイ出版社)も書店で販売。鉛筆、ＺＯＯＭシリーズ、消しゴム、修正テープ、のり、ボールペン、シャープ・ペンシル、色鉛筆、マーキング・ペン、学童文具らの主要商品、トンボ鉛筆の製造過程（新城工場）、100年の歴史など、様々な角度から、トンボ鉛筆の魅力を掘り下げた。合田明展、竹内正則、石川九楊、佐野史郎、Ｓｈｅｎ　Ｔｉｇｅｒ、河合ひとみさんらのエッセイも掲載。同誌でしか手に入らない特別仕様の付録、初代復刻版トンボ鉛筆（3本入り）、初代復刻版ＭＯＮＯ消しゴム、特別仕様オルノスイフト（シャープペンシル）も付いて945円。

   同社では、創立100周年記念イベントとして、4月16日から4月30日まで、渋谷ロフトで「ＴＯＭＢＯＷ Ｃａｆé　＆ ｍａｒｃｈｅ」を開催。　ＴＯＭＢＯＷ Ｃａｆé は、２Ｆシブヤ・シティ・ラウンジで、トンボ鉛筆の発展史にふれる歴史空間カフェ。歴史商品と現在の人気商品の展示、プロモーションビデオなどでカフェスペースを演出する。ｍａｒｃｈｅは、Ｂ１文房具売場で、市場（マルシェ）のような感覚で、トンボ製品に触れる特設売場。