ホーム > オフマガ ニュース一覧 > 光と影の祈りの芸術、影絵作家・藤城清治氏が爆笑問題・太田光氏のベストセラー小説「マボロシの鳥」を影絵化
太田光氏のベストセラー小説「マボロシの鳥」(新潮社刊)から表題作「マボロシの鳥」を絵本用にまとめた文章を、影絵作家・藤城清治氏が影絵化した絵本が刊行された。定価3000円。この出版を記念し18日、講談社で藤城氏と太田氏が会見を行った。
藤城氏の長年の大ファンであった太田氏が自身の短編集「マボロシの鳥」を献本したところから企画がスタート。これを一読した藤城氏は、『これはまさにしく自分の世界だ』と感激し刊行に至ったという。
藤城氏は、「絵本は子供だけの物と思われているが、そうではなく、もっと若い人から年輩の方まで大人にも読んでもらいたい。本当に今の時代を鋭く描いた絵があったら子供も面白いだろうし、大人もおもしろい。僕の絵の中から呼吸が感じられるような、血が通っている絵を描きたいと思っている。もっと人の心を揺り動かす新しい感覚のスタイルを見てもらい、感じてもらい涙を流したり、笑ってもらいたい」と話した。
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太田氏と藤城氏の想いが繋がりできた「絵本マボロシの鳥」 |
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絵本マボロシの鳥 |
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(C)Seiji Fujishiro / Hori Pro |
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(C)Seiji Fujishiro / Hori Pro |