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東京スカイツリーのビューポイント環境アートゾーン計画8作品が完成、GTS(藝術大学・台東区・墨田区)観光アートプロジェクト2011
2011年04月18日

   観光アートプロジェク2011とは、東京藝術大学・台東区・墨田区の協働プロジェクト。隅田川によって隔てられている両区を、川の存在を絶好の地域的特性ととらえ、このエリアを新たな観光アートゾーンとするもの。

2012 年春に開業する東京スカイツリーと浅草・浅草寺から東本願寺にいたる往路約2km余りのエリアをアートが鑑賞でき、アートイベントを楽しみながら回遊できる。
その柱の1つ「アート環境ワーク」では、毎年4作品、3年間で12作品を目標に東京スカイツリーがよく見えるビューポイントに立体作品を恒久設置する。

このほど、最初の4作品とアートベンチが4作品が完成し、オフィスマガジンにもGTSから「アート環境マップ」が届けられたので、さっそく撮影へと出かけてきた。


<グリーンプラネット>
東京スカイツリーとの呼応性として、東京スカイツリー対自分の世界を作る。また、円形のフォルムで電波や大気を受け止める器の形は、環境との調和を感じさせる。場と人を繋ぐ空間には、原初的な風景の器の中に小動物の視点を体験する装置として、見知らぬ人たちと交流できる空間を演出する。それにより一個人が大人と子供、あるいは強者と弱者の枠を取り払い同等の存在として現れる。

<ゆらぎツリー>
(隅田川や北十間川)と東京スカイツリーの関係を重視し、水面に映った東京スカイツリーを基本的に考える。形体的には逆さまになった東京スカイツリーの一部をモチーフとする。

<スカルプチャーツリー>
敷地であるデッキの一角から西の方向を向くと、町並みの向こうから、スカイツリーが空に向かってそびえる様子が見える。これからの東京の典型的な風景となるであろう、「町並みの向こうに東京スカイツリー」という風景の中に、東京スカイツリーを見る為の作品「スカルプチャーツリー」を提案する。

<LOOK>
川沿いの見晴らしの良い、この場所の特性を生かし、訪れた人が眼前の東京スカイツリーと共に過ごせる様々な「居場所」をつくり出そうとするものである。寝転んで、座って、もたれかかってといった人の動作を組み込んだ作品。
 

グリーンプラネット 墨田公園隅田川沿い東武鉄橋南地区(台東区)
グリーンプラネット 墨田公園隅田川沿い東武鉄橋南地区(台東区)
ゆらぎツリー 枕橋際花壇(墨田区)
ゆらぎツリー 枕橋際花壇(墨田区)
スカルプチャーツリー  墨田区役所前ふれあい広場(墨田区)
スカルプチャーツリー  墨田区役所前ふれあい広場(墨田区)