ホーム > オフマガ ニュース一覧 > 「KONICA MINOLTA エコ & アート アワード2011」作品展 環境問題の解決に役立つ芸術作品グランプリを決定
コニカミノルタが運営するギャラリースペース、コニカミノルタプラザ(東京都・新宿区)は昨年“環境と芸術を融合させたアイデア・デザイン”をテーマに『KONICA MINOLTA エコ&アートアワード2011』の作品を募集。若手アーティスト(16歳~35歳)から多数の応募があり、4人の審査員により厳選された40作品は、3月5日から22日まで、コニカミノルタプラザに展示された。また3月21日には、作品の審査会が行われ『ビジュアルアーツ部門』『プロダクト&コミュニケーション部門』のグランプリが決定した。
ビジュアルアーツ部門(エコロジーに対して提言するファインアートの意識に基づいた作品)
植田 末月 『ENTRANCE』
審査員講評
作品として仕上がりの精度が高く、またコンセプトもオリジナリティがあり、見る人を“考えさせる”優れた切り口を持っていました。様々なことを想起させる「ENTRANCE」というタイトルも絶妙で、ストーリーがありながらも“動物の口”という部分のみを切り取り、子どもにも楽しめるわかりやすい表現にしたところが素晴らしいと思います。
プロダクト&コミュニケーション部門(プロダクト化の意識に基づき考えられた工芸、デザイン、もしくはコンセプト・アイデア)
山下 卓也・森分 優太 『Branch』
「傘の骨は1本折れただけで捨ててしまう」という問題に対して、非常に具体的で実現可能性の高いソリューションを提示しているところが素晴らしいと思います。リユースのモノは通常、元のモノよりも価値が下がることが多いなかで、リユースすることで新しい価値が付加され、また違った魅力が生まれてくるところが面白いと思いました。
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| 植田 未月 『ENTRANCE』 |
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| 山下 卓也 ・ 森分優太 『Branch』 |