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隅田川界隈にアート環境の創造を 「マケット・プランニング展」14日まで台東区会場で開催 
2010年11月08日

 東京スカイツリーから浅草を結ぶ地域を芸術によってミュージアム化し、新しい形のコミュニケーションを創出すると共に地域に貢献する芸術環境拠点の形成と新しい芸術の発信地となる地域創成を目指す。

 一度、読んだだけでは、なかなか理解できないというか、台東・墨田区民のなかには「ミュージアム化? 何を馬鹿なことを」と思う方もいるかも知れない。 

  簡単に言うと、2012 年春に開業する東京スカイツリーから浅草地域にかけての隅田川を挟む台東、墨田両地域に、東京スカイツリーのビューポイントとなる環境アート作品を設置。これらを結んで人々が地域の名所と共に観光しながら散歩の出来る観光アートラインを設計、ふれあいの環境づくりを目指しているのが、平成22年度地域連携GTS観光アートプロジェクト事業。文部科学省支援による東京藝術大学の地域連携事業であり、東京藝術大学の大学院複合芸術研究事業だ。

 平成22 年度から24 年度までの3 年間の計画で、創作研究のノウハウを結集した複合的な芸術分野のプロジェクトを展開するという。GTSとは、人や車の位置を確認する機械でなく、藝術大学・台東区・墨田区の略。現在、隅田公園リバーサイドギャラリー(台東区花川戸1-1隅田公園地下)「マケット・プランニング展」では、街を彩る作品の制作までのプランニング、および構想段階のマケット(作品模型) などを展示。未来の台東区・墨田区の姿を公開している。
 

地域の名所と共に観光しながら散歩の出来る観光アートラインを設計、ふれあいの環境づくりを目指す
地域の名所と共に観光しながら散歩の出来る観光アートラインを設計、ふれあいの環境づくりを目指す