ホーム > オフマガ ニュース一覧 > セーラーに入社したのは、偶然なように思えるけども、どこかで必然的なのかも セーラー万年筆 中島義雄社長インタビュー②
――社長とセーラー万年筆さんとの接点はどこにあったのですか。
いろんなところに書かれているように、私は、元々は霞ヶ関なんです。大蔵省で、その時は予算の仕事など、自分なりに思い切ってやっていたんですが、今で言う官民の付き合いが行き過ぎて(苦笑)。当時は少しでも行政を良くするために、そういう勉強会が頻繁に行われていたんです。それが癒着だと、いろいろバッシングを受けたことで辞めて。京セラの稲盛和夫氏からうちに来ないかと声をかけられ、その後ご縁があって船井電機に。それからセーラーなんですが、それはたまたまあるコンサルタント会社のご紹介で。伝統あるいい会社だけども、必ずしも経営がいい状態ではないので、手伝ってくれないかと。ビックリしましたが、社名は知っていたし、さっき言ったように文具は嫌いな世界ではなかったので。でも、正直言うとわけも分からず、お引き受けしたって感じなんです。それで皆さんにいろいろと教えてもらいながらやっていたのですが、思いがけず碓井初秋社長が逝去されて。
――中島社長が入社した頃は、本当にお元気でしたから、思わぬ展開だったと思われるのですが。
これが人間の運命というか、私がセーラーに入社したのは、偶然なように思えるけども、どこかで必然的なのかもしれないと感じたりするんです。昨年の初めに話をいただき、3月の株主総会の直前、当時の状況を思い起こすと、ぎりぎりのタイミングで私はセーラーに入ってきたんです。
――この半年で、社長も、会社もそれまでとは劇的に変わられたと思うのですが。
ただ、私はあんまり乱暴な性格ではないので。劇的とまでは(苦笑)。新しい事は好きですけれども、皆さんの意見を聞きながら一歩一歩というのが私の性分には合っている。ただし一年間振り返ってみると、かなり変わるところは変わったかなと。ただまだ道半ばです。本当に新しいセーラーに生まれ変わるには、課題も多いですね。
――外から見ていた文具業界と中に入って見る文具業界とは随分違いましたか。
中に入ってみると思いのほか大変。まずマーケットが小さいうえに、それが今は縮小気味。しかもセーラーは海外のウエイトが非常に小さい。本来なら海外にもうちょっと力を入れるべきだったんでしょう。国内で勝負するとなると、こういう成熟した国での文具の商売というのは、想像以上に難しい。日本を中心に勝負をやっていく以上は、相当斬新なアイデアで従来に無いものをやっていく、筆記具以外のところにも手を出してということがどうしても必要。そして、一気には難しいけど海外もやっていかねば。(以下、詳細は夏季特集号で)
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| セーラー万年筆中島社長 |
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