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ジャポニカ学習帳、半世紀の歴史に新たな1ページ。大幅リニューアル「ジャポニカ学習帳(共生編)」発売
2025年07月28日

アイキャッチ画像
 

ジャポニカ学習帳は当時ステータスであった百科事典の写真や、世界中のさまざまな情報を表紙と読み物付録に採用。1970年から他の学習帳にはない特長をもった学習帳としてスタートし、55年間の累計販売数は14億冊を超えました。その「ジャポニカ学習帳」がこの度「共生」をテーマに大きくリニューアルします。

ショウワノート株式会社(本社:富山県高岡市/東京本部:東京都中央区、代表取締役社長 小沼 昌毅)は、当社のブランド商品である「ジャポニカ学習帳」を大幅にリニューアルし「ジャポニカ学習帳(共生編)」として2025年11月より発売することをお知らせいたします。

 

■新しい学びのカタチ
 表紙が 写真から”共生”をテーマにした親しみの湧くイラストへ
今回のリニューアルの最大のポイントは、約40年にわたり親しまれてきた表紙の写真を「共生」をテーマにした親しみの湧くイラストに変更する点です。 これは単なるデザイン変更ではありません。子どもたちを取り巻く環境が変化し、詰め込み教育から発想を育む教育へと移行する現在において、子どもたちの学びをサポートするための進化です。

 

1978年より採用していた写真家・山口進氏の生涯の撮影テーマでもあった「共生」という考え方を引継ぎ、アートディレクション・デザインには、ハッピーなデザインを得意とし、仕事と子育てをクロスオーバーさせるスタイルを実践するデザインチームminnaを起用。イラストは「パンダ銭湯」や「しろくまのパンツ」などでも知られる大人気絵本作家のtupera tuperaが全39種を描き下ろしました。

 

表紙のイラストは、自然界の動植物が共生するように、多様な人々が調和して暮らすことの大切さを子どもたちに伝えます。そして、子どもたちは動植物の多様性に触れ、自然への興味や関心を深めることもできます。またイラストは動植物を擬人化する事でストーリー性をもたせ、子どもたちの好奇心を一層刺激するデザインとなっています。これは大人が子どもたちの「好き」という可能性を奪ってほしくないという願いが込められています。
          表1(表紙)                           表4(裏表紙)

   表紙はイラスト                    裏の写真で解説

 

 

ロゴデザインも共生を意識したデザインに進化
今までのジャポニカ学習帳のロゴのバランスは踏襲しつつ、生きものらしい有機的な曲線や生命感を感じるディテールを纏わせることで、イラストとも親和性のあるポップなデザインに生まれ変わりました。

 

表紙のカラーはあの緑から、教科ごとに選べるカラフルなデザインへ
シンボルカラーであった緑の枠は、教科別のイメージカラーに色分けされ、より直感的に使えるように進化しました。また緑色は、発売当初の紺色から段階を経て明るい緑に変わっていった背景を踏まえ、生命の進化をイメージさせる青緑(ブルーグリーン)に進化しています。

 

■変わらない想い。「知りたい!」が生まれる学習百科

巻頭巻末の読み物付録「学習百科」は、子どもたちの好奇心の入り口でありたいという想いはそのままに現代の社会情勢に合わせてアップデートしました。

 

これからの世の中を担う子どもたちの学びと成長に寄り添う存在となることを目指してまいります。

 

ジャポニカ学習帳 「共生編」 

種類はB5判33種類、A5判3種類、A6判3種類の全39種類。

取り扱いは、全国の一般文具店及び量販店。11月発売。

■商品仕様

B5判 ジャポニカ学習帳(全33種 各210円/参考価格)

A5判 ジャポニカ学習帳(全3種 各180円/参考価格)

A6判 ジャポニカ学習帳(全3種 各130円/参考価格)


表紙アートディレクション・デザイン : minna

■コメント

歴史ある商品のリニューアルという、光栄なお仕事にプレッシャーを感じつつも、リアルタイムで学習帳を使っている小学生と、数年先の未来に使うであろう子どもが身近にいるという環境を活かし、継承する部分と大胆に変えることのバランスに留意して、知ること学ぶことにワクワクできるアートディレクションとデザインを行いました。

表紙写真をイラストに変更するにあたり、tupera tuperaさんとチームを組むことで、流行に左右されず何十年先も愛される強度と、真面目なことに親近感を持って伝えられる表現が実現できたと感じています。ジャポニカ学習帳が、ひとりでも多くの子どもたちの好奇心を育むきっかけとなることを願っております。

 

minna(ミンナ)

角田真祐子と長谷川哲士によるデザインチーム。仕事とプライベートが合致したワークライフスタイル「公私混合」をスタンスとし、ハッピーなデザインを通して、デザインをみんなの力にすることを目指している。グラフィックやプロダクト、空間などのジャンルを横断して体験をデザインすることを得意とする。

代表的な仕事に「MUSABI OPEN CAMPUS2016〜2020」アートディレクション・デザイン、「tupera tuperaのかおてん.」会場構成・グラフィック、「familiar/ライフスタイルショップ」店舗デザイン・グラフィック。

 

グッドデザイン賞、キッズデザイン賞、日本パッケージデザイン大賞金賞、SDA賞優秀賞、TOPAWARDS ASIAなど受賞。武蔵野美術大学 空間演出デザイン学科、武蔵野大学サステナビリティ学科 非常勤講師。

https://minna-design.com


表紙イラスト : tupera tupera

■コメント

ジャポニカ学習帳は、小学生の頃にずっと使っていて、たくさんの思い出があります。そんな歴史あるノートのリニューアルに参加できたことを、とても光栄に思っています。「共生」がテーマということで、これまでには作ったことがない生き物ばかり!点数も多く、どうすれば一つの画面で共生関係が伝わるのか、出来上がるまでには、かなりの試行錯誤が必要でした。でも作る過程で、改めてこの地球でたくましく共に生きている動物や植物たちのことを知る事ができ、自分たちにとっても大きな学びとなりました。ノートを使う子どもたちも同じように、新たな発見や気づきを得る入り口になってくれたら嬉しいです。

 

tupera tupera (ツペラ ツペラ)

亀山達矢と中川敦子によるユニット。絵本やイラストレーションをはじめ、TVや舞台、空間のアートディレクションなど、様々な分野で幅広く活動している。著書に「かおノート」(コクヨ)「やさいさん」(Gakken)「いろいろバス」(大日本図書)「うんこしりとり」(白泉社)など多数。海外でも多くの国で翻訳出版されている。NHK Eテレの工作番組「ノージーのひらめき工房」のアートディレクションも担当。絵本「しろくまのパンツ」(ブロンズ新社)で第18回日本絵本賞読者賞、Prix Du Livre Jeunesse Marseille 2014 (マルセイユ 子どもの本大賞 2014 )グランプリ、「パンダ銭湯」(絵本館)で第3回街の本屋が選んだ絵本大賞グランプリ、「わくせいキャベジ動物図鑑」(アリス館)で第23回日本絵本賞大賞を受賞。2019年に第1回やなせたかし文化賞大賞を受賞。武蔵野美術大学油絵学科グラフィックアーツ専攻 客員教授、大阪樟蔭女子大学 客員教授、京都芸術大学こども芸術学科  客員教授。https://tupera-tupera.com/

 

百科編集 : 小学館クリエイティブ、やべとしひこ

 

■ショウワノート株式会社 概要

本 社 富山県高岡市佐野 850

東京本部 東京都中央区新川 1-28-38 東京ダイヤビルディング 1 号館 4F

代表者  代表取締役社長 小沼 昌毅

設 立   昭和 22 年 9 月

内 容   ジャポニカ学習帳他各種学用品キャラクター・ファンシー文具、医薬部外品および日用品雑貨の製造販売

U R L   https://www.showa-note.co.jp/