パイロット、抗菌仕様のノック＆クリップ式加圧油性ボールペン「ダウンフォース」を発売
2016年10月11日

     ㈱パイロットコーポレーションは、加圧の力で、上向き筆記やぬれた紙への筆記など、一般のボールペンには不向きなシーンでも使え、衛生的な抗菌仕様の『ダウンフォース』を１０月１１日から発売する。

  ボール径は０．７mm、インキ色は黒。ボディカラーはブラック、ホワイト、クリアピンク、クリアブルー、クリアソフトブルー、クリアソフトグリーン。価格は４００円＋税。

通常のボールペンは、上向きで筆記すると、ペン先から空気が入り、重力によりインキがレフィルの後方に下がるため、次第に書けなくなってしまう不満も。

  新商品は、ノックすることでペン内部の空気圧が高まる「ノック加圧機構」を搭載。その圧縮された空気がインキを押し出すため、ペンが上向きでもインキがレフィル後方に下がることがなく、継続して筆記できる。

  また、書き出しからスムーズに筆記することができ、ぬれた紙にもかすれずに書くことができる。カレンダーへの上向き筆記や飲食店の伝票など水にぬれる可能性のある筆記シーンでも使用できる。

  加圧の特長をあらゆるシーンで活かせるように、手に触れるパーツに抗菌剤を配合した。衛生面が気になる病院や飲食店、公共の場などで安心して使用できます。また、ラバーグリップを採用することで、握りやすさにも配慮した。

  クリップには、１０万回挟んでも破損しない同社オリジナルの「リフトクリップ」を採用。ポケットやバインダー等に差しやすく、しっかり固定できる。

さらに、クリップが開くことでペン先が自動的に収納されるセーフティ機構も搭載した。ボディカラーは、ブラック、ホワイト、クリアピンク、クリアブルー、クリアソフトブルー、クリアソフトグリーンの６色。

“ダウンフォース”とは、レーシングカー等が高速走行時に、空気の流れにより路面方向に押し付けられる力を表す言葉。ノックにより加圧された空気がインキをしっかりペン先に押し付ける加圧機構の特長をイメージした。