ホーム > オフマガ ニュース一覧 > エプソン販売 世界初の乾式オフィス製紙機「PaperLab」のユーザーが一堂に会するイベント『第1回PaperLab Future Forum』を開催
エプソン販売㈱は2月26日に世界初の乾式オフィス製紙機「PaperLab(ペーパーラボ)」のユーザーが一堂に会するイベント『第1回PaperLab Future Forum』を開催した。
同イベントでは、島津製作所、大阪メトロ、三浦工業、小学館、トランスコスモスの5社が登壇。各社の経営課題を解決しているリアルな活用最前線を各社の担当者が紹介し、情報を求め会場には21社45名が参加した。
冒頭の挨拶でエプソン販売㈱取締役マーケティング本部長・豊田誠氏は「PaperLabは2016年の発売から10周年を迎えます。導入したお客様同士で、活用事例や課題を共有することで、一層効果的な使い方と見つけてもらいたい」と述べた。
「PaperLab」は、2016年に発売した世界初(2016年11月時点エプソン調べ)水を使わず(機器内の湿度を保つために少量の水を使用します)、使用済みの紙を原料として、新たな紙を生産できる乾式のオフィス製紙機。エプソン独自の技術「ドライファイバーテクノロジー」は、水を使わず繊維素材を価値あるカタチに変え、用途に合わせた繊維化や、結合、成形を行い、素材の高機能化を実現させた。
2024年発売の「A-8100」では、投入した紙は繊維レベルにまで分解されるため書かれていた内容は跡形もなく、機密的にも安全。新しくつくる紙の厚さや色も選ぶことができる。
2025年「Q-5000」および紙源プロセッサー「Q-40」を発売。紙源プロセッサー「Q-40」で文書の内容が判読できなくなるレベルまで細断し、その紙片をメインユニット「Q-5000」へ投入することで、離れた場所からでも安心して紙の回収、再生が可能になった。現行モデル「A-8100」体積比 約50%小型化。
近年、環境意識の高まりやIT化の進展に伴い、ペーパーレス化が推進されている。しかし、紙は依然として私たちの生活に欠かせない存在。オフィスや自治体では古紙の回収・リサイクルが積極的に行われているが、コピー用紙を新たなコピー用紙へ再生する「水平リサイクル」は難しく、付加価値が低い板紙などへのカスケードリサイクルが主流。これには多くの工程やエネルギーを要し、CO2排出量の増加や、多くの時間がかかるといった課題が残っている。また、機密情報保護の観点から、リサイクルされずに焼却処分されてしまう紙も少なくない。
セイコーエプソン㈱山中剛執行役員は、これまでの導入目的について「当初は、紙のリサイクルを中心とした環境貢献。オフィスで手間とコストが掛かる機密文書の抹消として。これは、今も重要な価値の一つですが、ほかにも障がいのある方の雇用機会の創出。ESG、SDGsの貢献。企業や自治体は、地域との共創。環境に対する意識面での教育や啓蒙など様々な価値を見出している」と説明した。
また、導入したお客様の社内アンケートでは、『紙がゴミではなくて資源であると実感した』『自身が働いている会社全体で環境活動に貢献できた』という回答があったという。
さらに環境効果を数字で実感できる「Epson Cloud Solution PORT」サービスを活用すればPCやスマートフォン等からPaperLabの製紙実績や環境効果値、機器の稼働状況を確認可能。
山中執行役員は今後の展開について「PaperLabでリサイクルした紙ドライファイバーペーパーのブランド化を検討し、そのマーケティング活動を開始した。この紙は、独特な風合いを持ち、触り心地、ペンの書き心地に特徴があります。環境貢献のストーリーと合わせ、ノートやメモ帳のような文房具として訴求していきたい」と述べた。
導入企業の事例プレゼンでは、活用について障がい者の雇用・活躍機会の創出。アップサイクルのカレンダーなど社内のコミュニケーションツールとして活用やノベルティ作り。イベントへのノベルティ作成。社外連携として、学校ヘ卒業証書作成。環境対策、機密保持、体験学習、出張授業、ワークショップの開催などが挙げられた。
課題については、PaperLab活用に関する社内認知。稼働率を高めるための取組として回収した用紙の選別作業。アップサイクル品の販売経路。他社と共有して使用できるアップサイクル品の開発などが挙げられた。
同製品は様々な分野で評価され、2025年度グッドデザイン賞ベスト100。第26回グリーン購入大賞大企業部門優秀賞。第34回地球環境大賞経済産業大臣賞を受賞している。
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| エプソン販売㈱取締役マーケティング本部長・豊田誠氏は、「PaperLabは2016年の発売から10周年を迎えます。今回、導入したお客様同士で、活用事例や課題を共有することで、一層効果的な使い方と見つけてもらいたい」と述べた。 |
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| 乾式オフィス製紙機「PaperLab」を導入した各企業の導入目的や課題を紹介 |
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| セイコーエプソン㈱山中剛執行役員は、これまでの導入目的について「当初は、紙のリサイクルを中心とした環境貢献。オフィスで、手間とコストが掛かる機密文書の抹消として。これは、今も重要な価値の一つですが、ほかにも障がいのある方の雇用機会の創出。ESG、SDGsの貢献。企業や自治体は、地域との共創。環境に対する意識面での教育や啓蒙など様々な価値を見出している」と説明した。 |
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| 環境への取組 |
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| エプソン独自の技術「ドライファイバーテクノロジー」は、水を使わず繊維素材を価値あるカタチに変え、用途に合わせた繊維化や、結合、成形を行い、素材の高機能化を実現させた。 |
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| 「PaperLab」は、2016年に発売した世界初(2016年11月時点エプソン調べ)水を使わず(機器内の湿度を保つために少量の水を使用します)、使用済みの紙を原料として、新たな紙を生産できる乾式のオフィス製紙機。 |
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| 環境効果を数字で実感できる「Epson Cloud Solution PORT」サービスを活用すればPCやスマートフォン等から PaperLabの製紙実績や環境効果値、機器の稼働状況を確認可能。 |
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| 山中執行役員は「PaperLabでリサイクルした紙ドライファイバーペーパーのブランド化というのを検討し、そのマーケティング活動を開始した。この紙は、独特な風合いを持ち、触り心地、ペンの書き心地に特徴があります。環境貢献のストーリーと合わせ、ノートやメモ帳のような文房具として訴求していきたい」と述べた。 |