ホーム > オフマガ ニュース一覧 > コニカミノルタジャパン AIを活用し社会課題解決を目指す AI SaaS事業群のポータルサイトを開設
コニカミノルタジャパン株式会社(以下 コニカミノルタジャパン)は、2025年11月27日、同社の展開する4つのAI SaaSサービス、「KOTOBAL(コトバル)」「MELON(メロン)」「tomoLinks(トモリンクス)」「COCOMITE(ココミテ)」を統合したポータルサイト「AI SaaS
by Konica Minolta Intelligent Connected Workplace(以下 AI SaaS by Konica Minolta ICW)」を開設しました。

「AI SaaS by Konica Minolta ICW」公式サイト:https://icw-ai-saas.konicaminolta.jp
本サイトでは、これまで個別に情報発信を行っていた複数のAI SaaSサービスにまとめてアクセスできる環境を提供することで、昨今の多様化する社会課題の解決に向けて、複合的な価値提供を行っていきます。また、コニカミノルタジャパンと共にAI SaaS事業に取り組む協業・共創パートナーの募集についても実施します。
【「AI SaaS by Konica Minolta ICW」開設の背景】
現代の日本は、生産年齢人口の減少による人手不足、国際競争力の低下、人材流動化、インバウンド対応など、様々な社会課題に直面しています。こうした課題の解決策として、近年ではAIを活用したサービスやソリューションが急速に普及しており、単に業務効率化を図るだけでなく、外国人や障がい者などの多様な人々を受け入れ、共生する社会の実現に向けた重要な手段の一つとなっています。
こうした背景の中、コニカミノルタジャパンは、テクノロジーを活用した「新しい価値の創造」による社会課題の解決を目指し、多言語通訳サービス「KOTOBAL」「MELON」、学校教育向けソリューション「tomoLinks」、オンラインマニュアル作成・運用サービス「COCOMITE」といった複数のAI SaaSサービスを展開してきました。これまでは各サービスが個別に情報発信を行っており、顧客やパートナーが他の課題解決施策や他サービスの提供価値を把握することは困難でした。しかし、AI SaaSサービス市場の拡大や社会課題の多様化・複雑化に伴い、例えば学校において「tomoLinks」と「KOTOBAL」がそれぞれ導入されるといったように、1つの現場で複数のサービスを導入することが有効なケースも増えてきています。こうした傾向を受け、今回、AI SaaSサービス全体の情報発信の基盤となるポータルサイトを開設しました。
【「AI SaaS by Konica Minolta ICW」の提供する価値】

1.AI SaaSサービス群の一元化により顧客の利便性を向上
複数のAI SaaSサービスについての情報を一度に把握することができるため、顧客は抱えている課題に対して他にも有効なサービスがないかを検討しやすくなるほか、潜在的な課題に気づくきっかけにもなります。また、将来的にはサイト上で複数サービスへの問い合わせや申し込みをまとめて行える機能の搭載を検討しています。
2.協業・共創の場として新たな価値創出を促進
本サイトでは、企業や個人パートナーとのAIを活用した協業・共創事例を公開しています。今あるソリューションを提供するだけでなく、AIに関する知見を持つ企業・個人事業主との協業を行うことで、新たな価値創出を目指します。
【AI SaaS事業における協業・共創パートナーを募集】
コニカミノルタジャパンはICW(Intelligent Connected Workplace)事業において、「AIで人を支え、社会課題を解決する」というメッセージを掲げ、AIなど最新のテクノロジーを活用したサービス・ソリューションの提供によって、日本が直面する社会課題の解決を目指しています。今後、AIの活用によるさらなる社会課題解決力の強化、そして新たな価値の創出に向けて、共に事業に取り組む協業・共創パートナーを募集します。
・共創パートナー募集に関するお問い合わせ:https://bit.ly/ai-partner-contact
【コニカミノルタジャパンの提供するAI SaaSサービスについて】
■ホテル・自治体向け多言語通訳サービス「KOTOBAL(コトバル)」
「KOTOBAL」は、AIによる機械翻訳と、24時間365日オンラインオペレーターによる通訳で、最大32言語に対応した外国語通訳と音声筆談・手話通訳を利用できる多言語通訳サービスです。透明ディスプレイと連携することで、発話内容を表示させることが可能です。相手の表情を見ながら文字起こしされた翻訳を読むことができ、行政機関・自治体の窓口をはじめ、ホテルやレンタカーの現場で、外国人や聴覚障がい者とのより円滑なコミュニケーションをサポートしています。
・「KOTOBAL」公式サイト:https://kotobal.konicaminolta.jp/
■医療機関向け多言語通訳サービス「MELON(メロン)」

「MELON」は、医療機関向けに開発された20言語対応の多言語通訳サービスです。医療現場にも対応したAIによる機械通訳と、専門の教育を受けた通訳者による医療通訳を組み合わせることで、外国人患者と医療従事者の円滑なコミュニケーションを支援します。また、聴覚障がい者向けの音声筆談や手話通訳にも対応しており、誰もが安心して医療を受けられる環境の実現をサポートしています。
・「MELON」公式サイト:https://melon.konicaminolta.jp/

■学校教育向けソリューション「tomoLinks(トモリンクス)」
「tomoLinks」は、不登校や外国籍の児童生徒をはじめとした、学び方や理解のペースが異なる多様な子どもたちへの学びの機会の提供と個別最適な学びの実現、また教員不足や多忙な職場環境といった教育現場における課題の解決を目指す、生成AIや教育データ利活用を中心とした学習支援サービスです。児童生徒向けの対話型生成AIとして、授業の目的に応じたAIのふるまい設定で協働学習や探究学習の効果を高める「チャッともシンク」、親しみやすいキャラクターを模したAIが一人ひとりの学習に寄り添う「学習伴走型AI」、学力や学習状況をはじめとする様々な教育データをAI分析し、ダッシュボードによる可視化や個別最適な教材提案を行う「先生×AIアシスト」などのサービスを提供しており、児童生徒一人ひとりの力を最大限に引き出す個別教育の実現を推進しています。
・「tomoLinks」公式サイト:https://tomolinks.konicaminolta.jp/

■オンラインマニュアル作成・運用サービス「COCOMITE(ココミテ)」
「COCOMITE」は、オンライン上でマニュアルの作成・共有・更新・管理ができるプラットフォームサービスです。属人化による業務フロー改善サイクルの停滞、社内問い合わせ工数による業務圧迫といった、バックオフィス部門・管理部門が抱える課題に「マニュアル」という手段でアプローチしています。マニュアルタイトルを入力するだけで構成・本文が自動生成されるAI機能を使うことで、多忙な中でのマニュアル作成をアシスト。全マニュアルの一元管理×高い検索性で、従業員が知りたい情報にすぐアクセスできる環境づくりに貢献します。また、基幹システムやDXツールを新規導入における利用浸透促進手段や、多拠点ビジネスにおける本社・本部からの正確で素早い情報伝達手段としても活躍します。
・「COCOMITE」公式サイト:https://cocomite.konicaminolta.jp/

「KOTOBAL」「MELON」「tomoLinks」「チャッともシンク」「COCOMITE」は、コニカミノルタ株式会社の商標または登録商標です。
その他の商品名・サービス名、ロゴマークは、各社の商標または登録商標です。