ホーム > オフマガ ニュース一覧 > <企業の防災意識調査>防災備蓄率は約8割も、不安を感じている企業は約6割|企業が理想とする防災備蓄の条件は「使いやすさ・省スペース・簡単管理」
株式会社キングジム(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:木村 美代子)は、近年相次ぐ自然災害や、それに伴う国民の防災意識の高まりを受け、9月1日の防災の日を前に、「企業の防災」に関する意識調査を実施しました。
◆調査期間:2025年7月16日~17日
◆調査対象:全国の企業に勤務する施設管理・防災担当者 450名
◆調査方法:インターネット
■調査結果まとめ
▶企業の防災備蓄率は約8割――それでも“実際に使えるか”への不安が残る
― 形式的には備えていても、実際の運用面で課題が残されている実態が明らかに。
▶「不安がある」企業は約6割――最も多い理由は「点検・更新ができていない」51.2%(複数回答)
―「備えるべき」という気持ちと「実行・継続」の仕組みが一致せず。
▶働き方やオフィス環境の多様化に伴い、防災備蓄スタイルも細分化
― 備蓄方法は「全社で一括管理」が最多の58.7%(複数回答)の一方で、
フロア単位や個人管理など分散型の企業も多数。
▶企業が求める理想的な防災備蓄の条件は「使いやすさ・省スペース・簡単管理」
― 管理や保管の手間が少なく、日常業務の中で運用できることが重視されている。
■ 企業の防災備蓄率は約8割、それでも残る“実際に使えるか”への不安
「あなたが勤めている会社では防災備蓄を行っているか」を尋ねたところ、約8割の79.3%が防災備蓄を行っていることが分かりました。
また、「備蓄品は、いざという時にすぐ使える状態か」という質問に対しては、約半数が“使える状態にある”と回答した一方で、「一部不安を感じている」「どこにあるかわからない」と回答した企業も約半数にのぼり、“備えているが実用面で万全ではない”という企業が多い実態が明らかになりました。この結果から、形式的な防災用品の備えがあっても、多くの企業で“実際に使えるか”への不安が残っており、運用面での課題が明らかになりました。
■ 防災備蓄に「不安がある」企業は約6割
―主な理由は「点検・更新ができていない」51.2%(複数回答)
「防災備蓄について、不安を感じることがあるか」を尋ねたところ、約6割の企業が不安に感じていることがわかりました。
さらに、「その理由」(複数回答)を尋ねたところ、「点検・更新が行き届いていない」が最多で51.2%、次いで「備蓄場所が把握されていない」34.0%、「使い方が分からない/マニュアルがない」28.4%といった課題が多く挙げられました。このことから、「備えるべき」という気持ちはあるものの「実行・継続」の仕組みが伴っていないことがわかりました。
■ 働き方やオフィス環境の多様化に伴い、防災備蓄スタイルも細分化
「防災備蓄に関して、管理体制および保管場所について」(複数回答)を尋ねたところ、「全社で一括管理し、共用の備蓄庫に保管している」が最多の58.7%の一方で、「部署やフロア単位で管理している」が38.7%、各社員が個別に管理・保管している」が23.1%という結果となり、働き方やオフィス環境の多様化に伴い、防災備蓄スタイルも細分化していることが分かりました。
■ 企業の求める理想的な防災備蓄の条件は「使いやすさ・省スペース・簡単管理」
「理想的な企業の防災備蓄に求める条件」(複数回答)を尋ねたところ、51.5%の「すぐ使える(使い方、展開が簡単)」が最多となりました。次いで、「収納しやすい(省スペース)」、「管理・点検が簡単」がともに37.1%となりました。このことから、企業は「使いやすさ・省スペース・簡単管理」という条件を重視し、管理や保管の負担が少なく、日常業務の中で運用できる防災備蓄を求めていることがわかりました。
「収納性」「直感的に扱えるデザイン」「機能性」が揃った、防災のはじめの一歩になる
キングジムの新防災ブランド『KOKOBO』
『KOKOBO』は、日常に自然と溶け込むキングジムの防災ブランドです。
「ここにぴったり」「個々が使える」「ここぞというときに役に立つ」という、仕事と暮らしを支える3つの“ここ”に加え、「あったら安心、そなえて安心」という“こころ”の想いも込めて、名付けました。文具・事務用品を展開するキングジムならではの視点で、日常業務の中で運用しやすい防災用品を提案しています。
『KOKOBO』ブランドサイトURL:https://www.kingjim.co.jp/sp/kokobo/
■収納効率が高く、すぐ使える場所に置ける防災用品
省スペース設計で、限られたスペースにも自然に収まり、オフィスでの備蓄のハードルを軽減しました。特にA4ファイルサイズに統一した「災害対策セット」は高い収納性が特長です。
■誰でも直感的に扱いやすいデザイン
ピクトグラムやイラストを用いたパッケージと、誰でも簡単に使える中身設計で、仕事や暮らしに馴染む防災用品を実現しました。
■ここぞという時に役立つ機能
“3日間のオフィス待機”や“震度6強”を想定し、必要な機能を備えています。また、防災担当者の負担を軽減する点検・更新のしやすさも特長です。
■2025年8月5日(火)発表『KOKOBO』新商品
【「縦横使える防災テント」「屋根が開く防災テント」「自動で膨らむ防災ベッド」「災害トイレセット(100回分)】
避難生活時の快適性やプライバシーを確保できるアイテムや、企業の備蓄に適した大容量アイテムなどを新たに追加しました。
ニュースリリースはこちら:https://www.kingjim.co.jp/news/detail/img/pdf/2025080501_KINGJIM_Release.pdf
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