ホーム > オフマガ ニュース一覧 > トンボ鉛筆社長に福嶋潤一氏 22年ぶり交代、創業家以外で初 小川晃弘社長は会長に
トンボ鉛筆は3月25日、福嶋潤一取締役が同日付で社長に昇格する人事を発表した。小川晃弘会長兼社長は会長職に専念する。創業家以外の社長就任は初で、22年ぶりの交代となる。
社長就任にあたって
トンボ鉛筆は、1913年に「小川春之助商店」の商号で創立しました。当時貴重だっ た西洋文具を扱う商店(Specialized Trading Company)として活況を呈する中、特に鉛 筆の需要が盛んであることに着目。鉛筆づくりに通じる小川家親族の力を得て、鉛筆 製造(Manufacturer)に基盤を移し、鉛筆「H.O.Pencil」、「MASON」等のブランド名のあ る鉛筆づくりに先んじました。それら鉛筆ブランドの最大ヒットが「トンボ鉛筆」でした。
いつの日か小川春之助商店は「トンボさん」と呼ばれるようになり、創立から四半世紀 後、士族たちが“勝ち虫”として尊んだ「トンボ」を社名に冠したのでした。 創立から半世紀を経た1960年代から鉛筆をベースにしたシャープペンシルや、材 料工学の発展を応用したボールペン、マーキングペン、消しゴム等の筆記具・文具が 一斉に花開きました。
トンボ鉛筆は、常識や習慣を革新するそれら近代筆記具・文具 をいち早く事業分野に取り入れ国産化を図りました。 それら発展の歴史でわかることは、トンボ鉛筆はお客様に喜びをお届けするニーズ 型メーカーであることです。こうして、「書く」事業から、「消す/MONO」、「貼る/PiT」 へと集中して事業を展開し、業界で特別な位置付けの企業として発展しています。
当社のミッションである「トンボ鉛筆は、製品を通じて常識や習慣を革新することで、 お客さまに心躍る発見や喜びをお届けします。」は近年、小川晃弘前社長によって明 文化されたもので、当社の使命と展望を明確に定義しています。 こんにち私たちは変革の社会経営環境の下にあります。 これまでの延長線ではなく、未来の環境を予測し、対応できる準備を怠ることなく、 失敗を恐れずに挑戦することで、心躍る発見や喜びのある明るい未来を創造してい きたいと思っています。
生年月日 1969(昭和44)年5月9日
出身地 広島県
[略 歴]
1994(平成6)年 横浜国立大学工学部卒業
1994(平成6)年 トンボ鉛筆入社 開発部配属
2003(平成15)年 ベトナム工場長
2012(平成24)年 工場管理部長
2015(平成27)年 執行役員
2017(平成29)年 上席執行役員
2022(令和4)年 取締役(研究開発本部長)
2024(令和6)年 取締役(研究開発本部長 兼 マーケティング本部長)
2025(令和7)年 代表取締役社長
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福嶋潤一新社長 |
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