文具・文房具・事務用品・事務機器の総合サイト オフマガNEXT

お問い合わせ

オフィスマガジンonline

ホーム > オフマガ ニュース一覧 > コクヨ 資源循環型サステナブル素材のオフィス家具への採用を強化

コクヨ 資源循環型サステナブル素材のオフィス家具への採用を強化
2024年11月08日

コクヨ株式会社(本社:大阪市/社長:黒田 英邦)は、資源循環型サステナブル素材のオフィス家具への採用を強化し、コクヨのノート等の端材から誕生した張り地「カミカラ」および使用済みクリヤーホルダーを再資源化するサービス「Loopla(ループラ)」の導入を、12月上旬より開始します。

 


左から「カミカラ」、「Loopla」

 

 

1.商品の概要

環境への意識が高まりサステナブルな企業姿勢が問われる中、コクヨはグループ全体として、資源活用・循環に向けた取り組み「SUTENAI CIRCLE(ステナイサークル)」を実施しています。その一環としてこの度、コクヨのノート等の製造工程で発生する端材を活用した張り地「カミカラ」が誕生しました。文房具も製造するコクヨだからこそできる「紙の糸」を使った資源循環型の張り地です。オフィス家具に求められる耐久性や物性を備えながら、紙糸20%という使用率を実現しています。また吸放湿性や抗菌性、さらっとした肌触りなど、機能面でも優れています。この上質なオリジナル張り地は、タスクチェアー「FABRE(ファブレ)」とラウンジチェアー「COODE(コーデ)」の別製品でお選びいただけます。

 

併せて強化するサステナブルな試みとして、使用済みクリヤーホルダーを回収し再資源化するサービス「Loopla」から生まれた再生原料を、オフィスチェアーに採用する取り組みを始めます。「Loopla」はオフィスなどの事業所から使用済みのクリヤーホルダーを回収、再資源化し新たな商品に再生する「カウネット(*1)」のリサイクルサービスです。タスクチェアー「picora livina(ピコラリビナ)」や「FABRE」、ラウンジチェアー「COODE」の一部に使用を予定しています。

 

(*1)コクヨグループの株式会社カウネットが運営する、オフィス用品通信販売サービス

 

 

 

2.発売日・HP

開始予定:2024年12月上旬

HP:カミカラ/参考例 FABRE https://kokuyo.jp/fabre/、COODE https://kokuyo.jp/coode/

Loopla https://www.kaunet.com/kaunet/grp/K0025/32160/

 

 

 

3.「カミカラ」張り地の特長

(1)コクヨの資源活用・循環

文房具も製造するコクヨだからこそできる「紙の糸」を使った資源循環型の張り地です。「カミカラ」張り地は、コクヨ滋賀工場のノート等の製造工程からどうしても発生してしまう端材を活用し、新たな製品を生み出すプロジェクト「コクヨの紙から」の取り組みの一つとして誕生しました。

 

(2)紙糸の使用率の高さ

「カミカラ」は紙糸(コクヨ損紙・マニラ麻)20%、ポリエステル80%でできています。オフィス家具に求められる耐久性や物性を備えながら紙糸20%という使用率を実現しました。

 

(3)機能性と意匠性の両立

天然素材である紙糸を使うことで吸放湿性や抗菌性、さらっとした肌触りなど、機能面でも優れています。また特殊な撚糸工程を用いることで、和紙のようなかすれ、ムラ感のある上質な風合いに仕上げています。

 

 

 

4.「Loopla」サービスの特長

(1)コクヨの資源活用・循環

従来は廃棄していた使用済みのクリヤーホルダーを再資源化することで、資源活用・循環に貢献するサービスです。回収品の再生材をオフィス家具のパーツに利用しているため、ユーザーは再生品を購入することで、更なる資源循環に貢献できます。

 

(2)費用負担ゼロ、カンタン登録、カンタン回収

「Loopla」では「カウネット」に会員登録するだけで、クリヤーホルダーのリサイクル活動に参加できます。対象物を「カウネット」が有償で買い取り、対価を環境団体に寄付する仕組みです。コクヨグループの物流システムを活用するため、ユーザーは費用負担なしでサービスを利用できます。

 

 

 

※本記載の情報は発表日現在の情報です。予告なく変更する可能性がございます。あらかじめご了承ください。

※記載されている会社名、サービス名および商品名は、各社の登録商標または商標です。