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ジョイフル本田、一般社団法人緑の循環認証会議と持続可能な森林管理と保全を共同推進する覚書を締結
2024年04月18日

 ジョイフル本田は4月11日、一般社団法人緑の循環認証会議(以下SGEC/PEFCジャパン)と持続可能な森林管理と保全を目指して共同で推進する覚書を締結。SGEC/PEFC認証制度を支持し、SGEC/PEFC認証ラベルの使用を前向きに取り組み、提携・協働していくメーカーやブランドを意味する「チャンピオン企業」の第3号として認定された。
 
  SGEC/PEFC認証は、伐採の段階から非認証・原材料製品とは分別して管理・加工されるなど、責任ある森林に由来する製品のみが取得できる。SGEC/PEFCジャパンは、「持続可能な森林」を広げ、持続可能な紙・木工製品・木材・建物・バイオマスエネルギー・天然ゴム・テキスタイル・木質セルロースなど認証普及活動と認証に伴う関連企業からの情報管理、商標手続きなどを行っている。
 文房具関連でPEFC認証を取得しているのは、アスクル、カウネット、大塚商会、トンボ鉛筆、三菱鉛筆、クオバディス、ステッドラー、北星鉛筆など。
 
  ジョイフル本田の平山育夫社長は「当社は郊外に数多くの店舗があるが、そうした地域で、責任ある森林管理に対する意識が希薄だと感じていた。昨今、茨城県などでは、イノシシ、タヌキ、イタチたちを、あちこちで見かける。これは昔では考えられなかったことで、山が荒廃している証。山林を適切に管理していないと雨水などが、流れ込んでしまい水害の原因にもなる。木がしっかり根っこを張り、雨水を吸収し、その水分が海に流れ、それが海の栄養素にもなる。こうした循環は山が荒廃するとできなくなる。こうしたことを地域に住む人々と一緒に考えていきたい」と締結の意義を語った。
 
 共同推進締結により、ジョイフル本田は、以下の分野について提携していく
①SGEC/PEFCの商標ラベルを使用した商品の取り扱いを増やす
②サプライチェーンへ持続可能な森林の利用の働きかけを行う
③森林保全に繋がる活動を実施する
④SGEC/PEFC認証材を使用することで得られるメリットについて積極的に発信・提言を行う
⑤販売製品以外についても、SGEC/PEFC認証製品(パッケージを含む)の使用を最大限に考慮する
⑥SGEC/PEFC認証製品について、媒体等を活用して紹介する
⑦プライベートブランド商品を作成する際には、SGEC/PEFC認証材・紙の使用の可能性について検討する
⑧その他必要に応じて促進の企画をし、実施する
 
SGECPEFCジャパン梶谷辰哉事務局長、ジョイフル本田平山育夫社長
SGECPEFCジャパン梶谷辰哉事務局長、ジョイフル本田平山育夫社長
SGEC/PEFC認証製品
SGEC/PEFC認証製品