ホーム > オフマガ ニュース一覧 > 深町遠藤文具(東京都渋谷区) 同じ店内に自家焙煎「深町珈琲」が入るユニークな店に行ってみませんか
深町遠藤文具(遠藤史朗社長:東京都渋谷区富ヶ谷1丁目43-8)は、平成14年に創業、平成29年には弟の遠藤省二さんが同じ店内に自家焙煎「深町珈琲」を開業した。兄弟で店の手前半分が文具店、奥半分が珈琲店というユニークな店をそれぞれ営んでいる。
営業時間は、深町遠藤文具が午前8時から午後8時。深町珈琲が午前9時から午後8時(ラストオーダー・マシンメイド午後7時、ハンドドリップ午後7時30分)。共に日曜日定休。
遠藤社長は文具店を開く前店舗は、「父が別の商売をしていた」と話す。しかし以前から興味があった『文具の店を開きたい』という思いを、コクヨに相談したとろ開店まで手助けしてくれたという。
同店のある地域は渋谷区の西に位置する住宅街で、最寄駅は小田急線代々木八幡駅、千代田線代々木公園駅。渋谷駅にも通ずる富ヶ谷一丁目通り商店街の中央にある。近隣にはNHKがあり、そのため店の周辺には、それに通ずる映像関係、音響関係などのクリエイティブ企業が多く、必要な文具をちょい買してくれる。また古くから続く店も多く、同店の売れ筋は、やはり手書き伝票。そのため定番商品しか扱っていない。
この街は行きかう人は若い人が多いせいか、自転車通勤する人も多く、通勤の道すがら店に立ち寄り、足りない文具を購入していく事もしばしば。
最近は街にも観光客が増え、同店の事を土産物店かと勘違いして入ってくる人もいる。店にはインバウンド向けの品揃えはしていないが、日本の定番文具や日常生活で必要となるとボールペンを購入してくれるという。
「深町遠藤文具」と「深町珈琲」は、兄弟の互いの趣味が一つになった店。
遠藤社長は二つの異なる店について「珈琲店がオープンしてからは、文具店だけの時よりも、珈琲店の常連さんが文具に関心を持ち、足りない商品をついで買いをしてくれます」と話す。
深町珈琲・遠藤省二さんも以前は、会社員で、カフェがやりたくて、はじめた店。
遠藤さんは「文具店の奥にあるので、お客様には珈琲店に入りづらいかな。コーヒー豆も自分の好みで集め、もともとの豆が持っている持ち味を基にお客様に紹介しながら、自身の好きな珈琲をお客様に提供しています」と笑顔で話す。
やはり文具屋の奥の店という事で、外から覗き込んだお客様は『珈琲って書いてあるけど、どんな店なんだろ』というのが第一印象だという。
この界隈は、カフェが多数集まっている。基本カフェは、街を歩いている時に飛び込みで来店してくる人が多い。しかし「深町珈琲」に訪れるお客様は、地元で仕事をしている人、地元に元々住んでいる人など常連さんが多いのだ。
珈琲好きな個性的なお客様が集い、全く見ず知らずのお客様同士で会話をはじめる事もあり、ちょっとした社交場になっている。
遠藤さんは「この辺りのカフェは、ゆっくり、くつろげる店は少ない。その点では、差別化できていますね。お客様との会話しながら、情報をもらい、楽しみながらやってます」と語った。
この文具店と珈琲店の二つの異なる店が一つの店舗に集約する事で、互いに相乗効果になり地元の人から親しまれ続ける。
深町遠藤文具の今後について遠藤社長は「今はどうなるかわからい世の中だからね。店は現状維持ですね、経営が安定しくれれば。そして街の人たちが買いやすい商品の品添えで役に立てれば」と話し、お客様が足を運びやすい店作りに意欲をみせた。
<深町遠藤文具店 深町珈琲>
深町遠藤文具店 午前8時から午後8時
深町珈琲 午前9時から午後8時(ラストオーダー・マシンメイド午後7時、ハンドドリップ午後7時30分)
住所:東京都渋谷区富ヶ谷1丁目43-8
最寄り駅:
代々木公園駅徒歩4分
代々木八幡駅徒歩5分
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深町遠藤文具 & 深町珈琲 |
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売れ筋「手書き伝票」 |
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