ホーム > オフマガ ニュース一覧 > 三菱鉛筆「uni(ユニ) 詰替用」が 日本文具大賞2023 グランプリを受賞
その年の優れた文具に贈られるアワード「第32回日本文具大賞2023」の表彰式が国際 文具・紙製品展ISOT会期の7月19日、東京ビッグサイト東棟・特設展示コーナーで開催した。
今年からエコ素材・アップサイクル文具などを対象とした「サステナブル部門」を新設し「機能部門」「デザイン部門」の3部門から選定された優秀賞15製品を審査。
その中からグランプリには「サステナブル部門」の三菱鉛筆㈱「uni(ユニ) 詰替用」が受賞した。
「uni(ユニ) 詰替用」は、シャープ替芯の新しいサステナビリティの形。段ボール素材パッケージの「詰替用」。芯を詰め替えることで、ユニの本体ケースを捨てずに繰り返し使うことができる。
三菱鉛筆㈱の山村伸夫常務は「2036年の創業150年に向けた長期ビジョンの最初の年に、このサスティナブル商品がグランプリを受賞したことは大きな励みになります。文具業界は皆様の身近な商品を扱う業界です。今、世に中の大きなニーズであるサステナビリティ。私どもにできる事を、コツコツと実行していきます」と喜びを述べた。
【開発の背景】
使い終わった空のプラスチックケースへの声
シャープペンシル・シャープ替芯のメインユーザーである学生にヒアリングを重ねると、芯を使い終わったあとの空のプラスチックケースに関して、「まだきれいなケースを捨てるのがもったいない」「0.3mm芯は特に減りやすいからすぐに空ケースがたまる」「環境にもっと配慮した使い方はないか」などの声が聞かれるようになりました。社会情勢としてもサステナブルなものづくり、消費行動への関心が高まっている。既存ケースの利便性を活かしながら、シャープ芯における新しいサステナビリティの形を模索するなかで、洗剤等で普及している詰替方式を参考に当商品を開発した。
段ボール素材のパッケージをレンゴー株式会社と共同開発
本体ケースへ手軽に詰め替えられるパッケージを検討するに当たり、素材として段ボールに着目した。段ボールはリサイクルの仕組みが確立されており、古紙利用率が90%以上と極めて高く“リサイクルの優等生”と呼ばれている。ライフサイクル全体でのCO2排出量も少なく環境負荷の低い優れた包装資材。今回、段ボール板材の断面の穴に直接シャープ芯を収容し、詰替用パッケージとして活用するアイデアを具現化した。芯を封緘(ふうかん)する加工方法等、新しい方法を取り入れながら、トータル・パッケージのレンゴー株式会社と共同開発した。
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山村常務は「文具業界は皆様の身近な商品を扱う業界です。今、世に中の大きなニーズであるサステナビリティ。私どもにできる事を、コツコツと実行していきます」と喜びを述べた。 |
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三菱鉛筆「uni(ユニ) 詰替用」が日本文具大賞2023 グランプリを受賞 |
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