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文具専門店ハイノート、店内を見やすく、商品特長をわかりやすくPOPで表示。群馬県ならではの文化が感じられるオリジナル文具を販売
2023年01月06日

㈱アサヒ商会(群馬県高崎市問屋町2―8―2:廣瀬一成社長)は創業75周年を迎える。

同社・法人営業部は、地域企業、自治体、学校、高崎問屋街の卸を支援。文具販売や通販を抑えつつ、新たにIT商材を強化。同社で講習会を催したり、地域企業のIT化やオフィス提案をメインに行う。

さらに県内には、文具専門店ハイノートを同社敷地内にある高崎店をはじめ伊勢崎店・前橋店・未来屋書店の4店舗を構えている。

同店の特長の一つが手書きPOPへのこだわり。

店舗事業部・大河原睦部長は「高崎店はリニュアルオープして12年になりますが、オープン時にアルバイトで入った大学生の子が、卒業後そのまま社員になり、今は逆に人を育てている立場。店と同時にどんどん人も育ち、それに合わせお店の完成度が上がっています。それが目に見えて成長が感じられるのがPOPや売場作り。売上もそれに合わせ上がっています」と話す。

4店舗共に提案や商品は統一している部分はあるが、基本的に売場作り、商品選びは各店舗担当に任せ、いい意味でそれぞれの個性が出ているという。

店舗のある群馬県は、全国車の所有率ナンバーワン。家によっては一家で四台車を所有しているような地域。逆に移動手段が車以外無いに等しい。学生は自転車。電車、バスでの来店は少数派。郊外店でもあるので、基本は目的買い。ターゲットを絞った商売というよりも、地域の全方位に向けた商売を行う。

店では子どもから年齢層が高い方まで、それぞれのペースで楽しめる多彩なワークショップを実施。商品を手に取って使い心地を知ってもらう「消しゴム総選挙」「シャーペン総選挙」。コロナ前は近隣のホールを借り切って大掛かりなイベントの開催。

ほかにも大河原部長は毎週、ラジオ高崎「文房ぐっとラジオ」でハイノートおすすめ商品を一つ紹介すなど、文具の楽しさを感じてもらうきっかけ作りにも力を入れている。

また近年は、オリジナル文具の開発・販売など精力的に行っている。

商品開発テーマは「ハイノート×地元」。

『群馬県ならではの文化が感じられるからこそ、地元の方に受け入れてもらいやすい』という気持ち進めている。

その一つが県内の懐かしい遊園地「カッパピア」をデザインした雑貨ステーショナリー。この遊園地が思い出として残っている方も地域に多い。そのため、初回に発売した物は直ぐに完売。お客様からは「ありがとう」「よくぞやってくれた」の感謝のコメントが凄かったという。ちょうどレトロブームあり、デザインもうまくハマった。店内には他社製品も並べ懐かしのコーナーを設置。

ハイノート×ステッドラーのコラボした本格シャープペンのカラーは、群馬県の名山をイメージ。赤城山はレッド、榛名山はブルー、妙義山はイエロー。カラーを選んだ背景には、県内の学校の運動会は、白組・紅組でチーム分けをするのでなく、群馬県の名山ごとの赤城団(赤)、榛名山団(青)、妙義団でチーム(黄)分けしている事も受け、地元の人に喜んでもらった。

さらに温泉大国の群馬県らしいオリジナル万年筆シリーズ「群馬温泉インク」を展開。思わず温泉に行ってみたくなる、有名温泉をイメージしたカラーインク。購入者は地元の人が多いが、最近では、インクマニアの方が遠方から訪れている。

大河原部長は「群馬に旅行に来て、観光を楽しみ、温泉を楽しみ、商品を楽しむ。「群馬温泉インク」なんかは温泉に行ったついでに買って帰るというのが最高かな。そういう群馬を楽しむ流れが出来たらいい」と話す。

ここ半年は、新潟の文具館タキザワPENBOXで開催される「GLASSPENFAIR#私とガラスペン」上野文具主催「とちぎ文具博2022」に参加。万年筆インクブランド「TONO&LIMS」主催の万年筆イベントでは、たまたま隣り合わせたガラスペン工房と意気投合し作ってもらった「HASE硝子工房×ぐんま温泉インクガラスペン」を限定発売。

実際にSNSでガラスペンに興味を持った女子中学生がお母さんに連れられ買い物に来たこともある。カラーペンを楽しむような気軽な感じで沼の入口の入り込むきっかけになったという。

イベントに参加する事で、多方面での交流も進み、客層の裾野も広がった。

大河原部長は「今後もイベント参加や商品開発を根幹に置き、地元の何かと掛け合わせた提案で『ちょっと楽しんでみたい』と感んじる流れを作りたい」と話す。その為にお客様の心が豊かになれるような、お店作り、商品展開を心掛けたいと意欲をみせた。

ハイノート
http://www.bungu.co.jp/

ハイノート高崎店(群馬県高崎市問屋町2―8―2) 外観
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ハイノート高崎店 店内
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