MDS、文具の魅力をお客様に伝える「文具チャンネルマーケットＶＯＬ.１」を開催
2022年10月04日

㈱エムディーエスは9月21日、都立産業貿易センター台東館で「文具チャンネルマーケットＶＯＬ.１」を開催した。

出展メーカー117社、350名（取引の無い顧客も含む）が来会し賑わいをみせた。

今回、従来のＭＤＳ商談会から「文具チャンネルマーケット」へと名称を変更した。これは、各メーカーが作る文具の魅力をお客様に伝える事が使命という思いから。

また同社では事前に顧客に対し来場目的をリサーチした。その結果、約8割のお客様がメーカーの新商品、売り場展開のヒントになるような情報を得たいと回答。これに対し、情報発信の強化を図っていく。そのため、これからの商談会は小売店にとっての「新製品情報取得のオープンな場」としての位置づけで行っていくという。

開会式で蔀聡志社長は「これからの商談会は小売店にとっての『新製品情報取得のオープンな場』として商品を流通させるだけでなく、情報を流通させる。誰にどういった情報をどのように伝えるかという事を明確にし、しっかりと情報を伝える事が我々の役目です」と挨拶した。

また、第24期の決算結果を報告。売上、経常利益ともに前年を上回った。第25期実績は、前年を上回る状況で推移しているという。

会場では、情報発信の具体的な提案が披露された。

スマホで簡単に受注データが作成できる電子受注システム「Ｐｉｔｔａｌｙ」には100社以上のメーカーが参加。受注業務などを簡素化する事で、営業活動に専念できる業務効率化ソリューションを提案した。

ＶＲを活用したビジネスの提案では、会場に来られないお客様にも、現地でしか味わうことができなかった臨場感や雰囲気をリアルに届けられる。来年から工場見学やショールム・自社展示会などの撮影・企画・運用などを有料で提供する。

「ＭＤＳ　ＢｔｏＢ」では、あなたのお店にぴったりな商品仕入れを提案。300社以上のメーカー、約三万点以上のデザイン文具・雑貨アイテムを掲載。カード決済で1点から卸価格で仕入れることが可能。

「文具チャンネルＩｎｓｔａｇｒａｍ」では、開催まで出展メーカーの商品情報を随時配信。来場前にチェックができる。「文具チャンネル.ｃｏｍ」では、ｗｅｂサイト内にてバーチャル展示会を実施した。

さらに会場に設置された「店頭トレンドコーナー」のキーワードは「レトロ」「ご当地」。店頭に導入しやすいＷ９００で提案・訴求し高い関心を集めた。

次回、2023年2月16日、東京都立産業貿易センター浜松町館で開催。