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ASKUL事業・リサーチ専門チーム、全国の仕事場におけるニーズを探る「職場の防災への意識や準備・対策」に関する実態調査<前編>
2022年08月23日

アスクル株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:吉岡晃)はこのたび、事業所向け(BtoB)サービス「ASKUL」(https://www.askul.co.jp/)に登録している事業所を対象に実施した「職場の防災への意識や準備・対策」に関する調査結果を「前編」「後編」に分けてまとめました。今回の「前編」では職場の防災全般に関する意識や準備・対策についての調査結果を、後日公開の「後編」では台風に特化した調査結果を発表します。

本調査では、昨今の地震や台風・大雨等の自然災害の増加を受け、職場においてどのような防災への意識や準備・対策の実態があるかを把握するためにASKUL事業リサーチ専門チームが調査、全国1,274の事業所(※)の回答を得ました。

(※)BtoBの事業所を対象とし、個人は対象外(企業内個人は含む)
 
【調査方法】 インターネット調査
【調査対象】 事業所向け(BtoB)サービス「ASKUL」に登録している25超の業種
【調査エリア】 全国
【調査期間】 2022年7月27日(水)~8月3日(水)
【回収サンプル数】 1,274
【設計・実施・分析】 ASKUL事業本部 ブランド戦略・リサーチ

 
■「職場の防災への意識や準備・対策」サマリー
✓今回アンケート回答者の防災用品の備蓄率は、48.0%

✓従業員規模では、500人以上の規模で8割以上と最も多く、業種別では「介護・福祉」で多い傾向

✓地域別では、「首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)」が最も多い

✓備蓄開始時期は、東日本大震災後の2011年~2014年で35.7%

✓備蓄対象となっている災害の種類では、「地震」が最も多く9割以上続いて、「台風」が45.8%、「大雨」も3割を超える

✓地域ごとの違いでは、「地震」は地域による差は大きくないが、「台風」については主に西日本から九州方面で全体より高く、「豪雪」については北海道・東北や北関東・甲信越が全体より高いなど、地域特性が表れているとみられる

✓備蓄している防災用品で最も多いのは、「保存水」で78.2%、続いて、「マスク」が74.0%と2項目が7割を超える

✓実際に備蓄している防災用品と、備蓄したい防災用品の比較では、「簡易トイレ」が備蓄している防災用品の10位である一方で、備蓄したい防災用品の3位に上がってくる

✓保存水及び非常食の備蓄量は、3日分が最も多く4割

✓企業の防災備蓄義務(努力義務)を「知らない」割合は75.2%

✓個人で準備している防災関連用品は、「食料(おやつなどの軽食含)」が約4割と最も多い続いて、「歯みがきセット」と「飲料」が3割を超え、続いて「生理用品」も2割を超える

✓防災備蓄をしていない理由でもっと多いのは、「予算化していないから」で約45%


アスクルは今後も、あらゆる職場で気になる情報をリサーチし、仕事場に役立つレポートを発信してまいります。

■ASKUL事業・リサーチ専門チームによる調査結果公開ページ:https://www.askul.co.jp/f/special/survey/