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日本出版販売、文具雑貨事業の展開に関する文具メーカー向け説明会を開催
2022年03月31日

日本出版販売株式会社(代表取締役社長:奥村 景二、略称:日販)は、2022年3月24日(木)と25日(金)の2日間、当社の文具雑貨事業の展開に関する文具メーカー様を対象とした説明会をオンライン形式で開催しました。

当社は、2022年4月より、日販グループ会社の中三エス・ティ株式会社(代表取締役社長:小林 正史)から文具のメーカー仕入機能および書店ルートの販売事業を、吸収分割により承継します。それとともに、4月1日付にて文具雑貨商品本部を新設し、本部体制として、文具雑貨の営業・流通の機能を強化いたします。

本説明会は、これに先立ち、文具メーカー様へのご挨拶ならびに今後の当社の方針をお伝えすることを目的に開催したもので、2日間合計で100社を超える文具メーカー様にご視聴いただきました。

 
説明会の冒頭では、日販代表取締役社長 奥村 景二より、文具メーカー様へのご挨拶を行いました。挨拶の要旨は以下の通りです。

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いまだコロナウイルスの感染拡大が止まらないなか、本来でしたらみなさまに直接お会いしてご挨拶申し上げるべきところですが、今回オンライン形式にしなければならなかったこと、まずはお許しいただきたいと存じます。

さて、私ども日販は、昭和24年の創業より全国津々浦々に本を届け続けることで日本の文化的生活を支えることを使命としてきました。本屋さんに行けば、あらゆる雑誌、書籍、マンガや絵本が並んでおり、必要な情報を得たり、知的好奇心を満たしたり、本屋さんは私たちの生活を豊かにするためには欠かせない存在です。このような当たり前の風景を可能にしているのが、私たち日販が持つインフラであり、それこそが出版販売会社である日販が果たす社会的役割だと思っています。

今後の日販の役割をさらに明確にするために、今さらと言われるのを承知で、私は2022年を「日販のマーケティング元年」と位置づけました。

人々が暮らしを営む社会や生活のステージそのものをマーケットとして、エリアや街にある様々なニーズを的確に捉え、それに見合う価値の提供を行うことで、心豊かな社会づくりに貢献することを目指しております。
2022年4月からの組織変更において、マーケティングを通じた事業活動を推進する体制としてマーケティング本部、生活者起点の新たな価値創造を実現する体制としてプラットフォーム創造事業本部、そして、文具雑貨の書店マーケットでのさらなる拡張を目指す体制として文具雑貨商品本部を新設します。

具体的には、書店様向けに出版物以外の商材の取り扱いをしていた商品開発部を文具雑貨商品本部と改め、日販の文具雑貨の営業・流通の機能を一層強化することで、お取引書店様における商材の拡大に取り組んでまいります。

文具メーカー様と書店様の距離を縮め、その先にいる生活者に対して、いち早く情報と商品を届け、マーケット価値の最大化を実現します。また、中三エス・ティは営業機能を強化し、従来からのお取引先様に対し的確なアプローチを継続して実施していきます。あわせて日販と中三エス・ティの両社で、新たなマーケットの創造を目指してまいります。

今後とも皆様のご支援、ご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。

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社長挨拶に続いて、当社の今後の文具雑貨事業の方針、日販グループのESG方針などにつき、配信動画を通じてご説明いたしました。

今後当社は、お取引先書店の店頭が文具メーカー様の商品と生活者が出会う場として、賑わい、活性化することに取り組んでまいります。
 

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