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光村図書出版、夏休みの特別コンテンツ「夏休み 読書感想文お悩み相談室」を保護者に向けのウェブサイト
2021年07月27日

小・中・高等学校向けの教科書を発行する光村図書出版株式会社(所在地:東京都品川区、代表取締役社長 :吉田直樹/以下、光村図書)では、夏休みの特別コンテンツとして、「夏休み 読書感想文お悩み相談室」( https://www.mitsumura-tosho.co.jp/kyokasho/s_kokugo/kannso/index.html)をウェブサイトにて公開しています。

「読書感想文お悩み Q&A」では、読書感想文にまつわるよくあるお悩みに、学校図書館スーパーバイザーの藤田利江先生がお答えします。「教科書、ここが参考になります!」では、小学校「国語」教科書(光村図書)から、読書感想文に「使える」ページを紹介。資料もダウンロードしていただけます。

■読書感想文お悩み Q&A

※参考画像は添付の関連資料を参照

Q3 子どもの手助けをするために、「印象に残った場面は?」「どこがおもしろかった?」などと声をかけても、「特にない」という返事しか返ってきません。感想をもつにはどうしたらよいでしょうか。

A.子どもの感想を引き出すには「質問」がカギになります。「印象に残った場面」と言われても、子どもはどう答えてよいかわからないのが普通でしょう。また、「おもしろかったところ」は1か所か2か所で、「他には?」と聞いても、「ない」という回答が多いと思います。

ところが、聞き方をちょっと工夫すると、子どもの返事は変わります。……

Q4 文末が「すごいと思った」ばかりになり行き詰まりました。まだ語彙が少なく、思ったことを文章で表現するのが難しいようです。

A.子どもは「すごい」「かわいそう」「おもしろかった」「えらいと思う」といった単発の感想を言います。でも、どんな短い言葉でも何かしら表現できたら「素晴らしい」のです。その短い感想にどう突っ込みを入れるかが、聞き手の腕のみせどころです。……

[藤田利江(ふじた・としえ)]

小学校教諭兼司書教諭を経て、荒川区、江戸川区、大和市の教育委員会に所属。3区市を中心にさまざまな地域の学校図書館支援活動にあたる。著書に『はじめての読書感想文』(子どもの未来社)、『藤田式「調べる学習」指導法 小学校編・中学校編』(子どもの未来社)、『図書館へ行こう!楽しい調べ学習』(国土社)などがある。全国学校図書館協議会学校図書館スーパーバイザー。NPO法人学校図書館実践活動研究会 理事。