ホーム > オフマガ ニュース一覧 > リコーと和える、子ども向けの伝統文化体験学習サービスを提供開始
株式会社リコーと株式会社和えるは、リコーのオンライン写真販売サービス「こども成長アルバム そだちえ」を活用する保育園や幼稚園の収益の一部を使って、子どもたちに型染めや織物など、さまざまな日本の伝統文化を実体験する、和えるの“aeru school”を提供する仕組みを構築しました。2021年1月初旬から提供を開始します。
リコーは、保育園や幼稚園、および学校教育現場や習い事の現場で先生方が撮影した子どもたちの日常の様子を、写真データとして保護者に販売するオンライン写真販売サービス「こども成長アルバム そだちえ(以下:そだちえ)」を展開しています。
「そだちえ」は、デジタルカメラやスマートフォンで撮影した写真をオンライン上にアップロードするだけで、写真の掲示、配布、代金の回収をシステムが自動で行うものです。保育・教育に従事される方々の業務負荷軽減に貢献するサービスとして、2018年12月から提供しています。
一方、株式会社和えるは、「先人の智慧を私たちの暮らしの中で活かし次世代につなぐこと」を目指して2011年に設立された会社です。伝統文化の学習を通して、考える力=哲学する力を育む“aeru school”や、職人の技術を活かして、赤ちゃん・子どものときから使える、伝統産業品の日用品を企画・販売する“0歳からの伝統ブランドaeru”などを展開しています。
「そだちえ」は、導入費・利用費が無料で、リコーが写真販売の代金を回収し、その一部をご利用施設・事業者様に還元することのできるサービスです。一部のご利用施設・事業者様からは、この収益を子どものために有効活用したいというご要望が寄せられており、2019年4月には、親子を取り巻く社会課題の解決を目指してさまざまな活動を展開している認定NPO法人フローレンスに寄付することができる仕組みを構築しました。
さらに、このたびリコーと和えるは、その収益を活用して、伝統文化学習を通して考える力を育む仕組みを提供します。「そだちえ」を利用する事業者様は、日本伝統の伊勢型紙や顔料を用いて、紙や布に染色をほどこす型染め職人体験や、織物の手触りからオノマトペを探し、宝箱作りをする体験などを、利用者所有の施設内で開催することで、日本の伝統文化に関する新たな体験を子どもたちや親子に気軽に提供することが可能になります。
今後ますます「多様な学び」が求められる一方、「教育格差」問題が深刻化するなか、リコーと和えるは、保育士や幼稚園の先生方の写真販売業務の負担を軽減するリコーの「そだちえ」と和えるの体験型伝統文化学習サービスを組み合わせ、より多くの子どもたちの考える力を育む機会を提供することで、事業を通じた社会課題(SDGsの4「質の高い教育をみんなに」)の解決に貢献していきます。
「リコー こども成長アルバム そだちえ」
https://sodachie.ricoh/service
「aeru school」
https://a-eru.co.jp/
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| 子ども向け 伊勢型紙でハガキの型染め体験 の様子 |
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