プラス 中国文具大手DELI社と合弁会社設立 「deli-PLUS（デリ-プラス）」ブランドで中国オフィス家具市場へ進出
2020年08月04日

プラス株式会社は、中国の大手文具製造・販売会社「得力集团有限公司（英語表記：DELI GROUP CO.,LTD.、本社：中国浙江省寧波市寧海県、董事長：娄甫君、以下DELI）と、2019年5月14日に合弁会社「得力普乐士办公科技有限公司（英語表記：DELI-PLUS OFFICE TECHNOLOGY CO. ,LTD．、以下DELI-PLUS）」を設立し、中国オフィス家具市場への進出の準備を進めてきた。

そして、この度、DELI-PLUSは、2020年6月30日に中国浙江省杭州市にてオフィス家具ブランド「deli-PLUS（デリ-プラス）」を発表しました。

近年、中国経済の成長に伴い、オフィス家具のデザインや品質にこだわりを持つ中国企業が増え、質の良い製品のニーズがあります。こうした市場需要に向け、DELI-PLUSは、両社の強みを生かし「ハイクオリティ、ハイデザイン、ハイバリュー」の3つを実現したオフィス家具の品揃えを行い、店舗、EC、直販のチャネルにて「deli-PLUS」ブランド製品を拡販します。2022年には現在建設中の基幹生産拠点・銭塘新区新工場が本稼働予定です。

同ブランドは「Better Work Everywhere」をスローガンに、オフィスで働く人々がより創造的な仕事ができる品質の高さとデザイン性を兼ね備えた「deli-PLUS」製品と空間デザイン提案を主軸に展開します。DELI社が大手文具メーカーとして培ってきた中国市場における信頼とプラスが長年蓄積してきたものづくり、オフィス空間づくりのノウハウを生かし、中国のオフィス文化の創造と改革を支援していく。

 ■新会社設立のねらい

〇中国市場におけるオフィス家具の開発・生産及び販売、オフィス空間事業の展開
〇日本市場への「deli-PLUS」製品の販売
〇海外事業のノウハウ蓄積
〇家具以外のプラス、DELI両社事業連携によるビジネスの展開
■DELI-PLUSにおけるプラス、DELI両社の役割

プラスは中国市場におけるオフィス家具の工場生産、品質管理、製品開発業務を担い、DELI社は販売、ショールーム・EC・直販運営、営業体制構築を行い、ブランド浸透によりシェア拡大を図ります。

■基幹生産拠点「銭塘新区新工場」を建設

拠点名：銭塘新区新工場　（2022年2月　春節明けに本稼働予定）
所在地：浙江省杭州市大江東産業集聚区
敷地面積：15万㎡

■「deli-PLUS」ブランドの垂直立ち上げに向け国際見本市出展及び4店舗をオープン

ブランド強化施策として、2020年7月27日～30日に中国広州で行われた第45回中国（広州）国際家具博覧会[CIFF]の展示会に出展し、新会社の理念・活動方針を広くお伝えいたしました。
また2020年7月、中国でオフィス家具企業が集積する代表的エリア（杭州市、蘇州市、北京市、広州市）にショールームを兼ねた店舗を順次開店し、こだわりの空間から「deli-PLUS」ブランドを発信します。

■新会社について

社名：    得力普乐士办公科技有限公司
[読み：デリプラス バンゴン クージー ヨーシエン ゴンスー]
英文名/DELI-PLUS OFFICE TECHNOLOGY CO. ,LTD．
所在地：    中国 浙江省杭州市
会社設立日：    2019年5月14日
資本金：    200百万元
出資比率：    DELI社 60%、プラス 40%
代表者：    娄甫君[ロウフージュン]（董事長）
事業内容：    中国市場及び海外市場におけるオフィス家具の製造販売及び関連製品・部品等の生産、販売、関連サービスの提供並びにショールーム・店舗等の開発
＜DELI社の概要＞

社名：    得力集团有限公司
英文名/ DELI GROUP CO.,LTD. [デリグループ]
所在地：    中国 浙江省寧波市寧海県
会社設立：    1988年
代表者：    娄甫君[ロウフージュン]（董事長）
従業員数：    約14,000人
事業内容：    文具及びオフィス用品・機器の製造・販売(中国及び海外)、生産拠点