台湾で人気のスマートフォン商材からシルバー商材までライアップ｢2016年台湾エクセレント商品及びパテント商品商談会」
2016年09月30日

   台北経済部国際貿易局主催・台湾貿易センターが執行する｢2016年台湾エクセレント商品及びパテント商品商談会」が9月26日から30日までの日程で来日。9月26日福岡、28日大阪、30日東京で開催された。

  同商談会は台湾製品の対日輸出拡大が目的。その年のトレンドを反映した商品やデザイン性、リーズナブル、創造性溢れる商品を扱う企業が一堂に集結する。各ブースでは、カタログの配布や持参したサンプル商品を手に取り、通訳を介して直接の商談（価格交渉から発注まで）が可能。日用品、雑貨、特許製品を各ブースで紹介した。

  また、台湾貿易センターによる貿易相談コーナーで、貿易サポートも実施。商品の色や企画などの日本向け商材のＯＥＭや細かなカスタマイズにも柔軟に対応する。

  21年目を迎え77の企業が来日し、うち独創的なパテントを持つ企業は19社に上る。会場には、ホームセンターをはじめ、量販店、輸入卸売商、通販担当など3会場で計1300人が訪れ賑わいをみせた。

  今回は、Ｓｍａｒｔ生活応用製品を中心に、高機能デジタル家電製品なども取り揃えた。ほかにもステーショナリー、革製品、シルバー高齢・介護ケア用品、建材、工具、アロマ、ペット用品、こども知育玩具を扱う企業も参加した。

  ステーショナリーは、カッティングマットにもなる「ディスクマット」。パソコンに貼れ、ふせん、名刺などを置ける「メモボード」などの販促品。アロマの香りを携帯できる「猫型の多機能芳香ブックマーク」を披露した。

  また、台湾も現在、日本と同じく、少子高齢化が深刻な社会問題になっている。その背景から今回は人生のエンディングをテーマとした商品も登場した。そのなかの、水溶性プラスッチック素材で出来ているので土にかえるエコな「骨壺」は来会者の注目を集めた。