店頭支援に注力、東京クラウン、タキネット共催による「クラウンオータムフェア2016首都圏」を開催
2016年09月28日

 　㈱東京クラウン、㈱タキネット共催による「クラウンオータムフェア2016首都圏」を9月13日、さいたまスーパーアリーナで開催した。

メーカー112社が出展、320社、460人が来会し終日、賑わいをみせた。

開会式で原田晴司副社長は、「9月に入り、これまで開催してきましたＵＮＩＶ、横浜フェアでは、ここ数年来で一番の売上実績を残すことができました」と報告。

昨今、円安など様々な影響で、海外からの観光客が増え、日本での消費額も急増してきた。今年7月には、訪日観光客数は前年同月比19.7％増の229万7000人と史上最高となった。しかし一時期の大量に買う爆買いは落ち着きをみせてきた。そうしたなか、売上向上のため、店頭では接客の見直しを図る業界も出てきた。従来の対面接客から、お客様の横に立ち、相談に乗る、寄り添い型の接客へと変えることで、新規顧客が一割増えたという事例もあるという。

原田副社長は「この見本市でもお客様に寄り添った提案を行い、商売に結び付けていく事が大事。メーカー、卸、販売店が一体となり盛り上げていく」と強調した。　

新規出展の北星鉛筆㈱は、「大人の鉛筆」を。日本アイエスケイ㈱は、マイナンバーで需要増大の金庫。プールス㈱は、医療、介護施設、保育園などで需要のたかい自動除菌タオル機を紹介した。

会場では、楽しいイベントで集客をバックアップ。一定金額以上の注文で販売店店頭の販売応援を行う提案もされた。㈱サクラクレパスは、焼きつけのいらない陶磁器・ガラス用マーカー「セラムグラス」。ぺんてる㈱は、筆文字アーティスト和音来知氏のカラー筆ペン「アートブラッシュ」を使った講習。ショウワグリム㈱は、おりがみ実演。ニチバンは布テープを使ったオリジナルバッグ作りを行った。