モノ商品から体験するコト商品を提案「第82回東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2016」を開催
2016年09月27日

  ビジネスガイド社は、「第82回東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2016」を9月7日から9日までの3日間、東京ビッグサイト全館で開催した。

  国内1935社、海外は639社、計2574社社が出展し、18万9023人が来場し賑わいをみせた。

  テーマは『暮らし・デザイン・新時代〜住まいと暮らしのイノベーション次世代デザインセンスとサムシングニュー』。

  洋服を着替えるように、住まいを自分流にコーディネートすることで、今ある暮らしをより快適に楽しくする。それには、生活雑貨、家具、照明、ファブリック、アート、ファッションなどのお気に入りの商品のリノベーションも重要に。会場には、ヒントとなる様々な逸品を一堂に集めた。

  開会式で芳賀信享社長は「ギフト・ショーは、日常の暮らしを快適にするヒントが溢れ、盛り沢山の企画イベントやジャンルで皆様をお迎えします」と挨拶した。

  必要なモノはいつでも手に入る時代となった今。モノを所有し、消費する価値ある「モノ商品」から体験するコト商品に移りつつある。そんな毎日の生活の中でモチベーションを高める商品も同時に紹介した。

  新進気鋭のクリエイターが出展する「ＡＣＴＩＶＥ ＣＲＥＡＴＯＲＳ」では多数の企業が参加。

  8175inc.の蛇腹の特長を活かした「御朱印帳」。内面には越前和紙の奉書紙を使い、京都市内の紙製品加工の工房で職人がひとつひとつを手貼りで仕上げている。トラベルノート、スクラップブック、スケッチブックとしての使い方を提案。御朱印を頂く際に必要な小銭入れ、御朱印帳を留め「二重叶結び」、ケースなどの小物と一緒に提案することで、ユーザーの商品を選ぶ喜びを叶え、より自分好みの持ち物へと変化させる。

  トイスパイスの「ポストカードトイシリーズ」は、既製品のおもちゃやゲームが溢れる現代は「自分で遊び道具を作る」という意識を持つのが難しい時代に敢えて、工作を通して「遊び」は既に用意されたものばかりではなく、自分で作れるという事を体感する。

  フレッシュ台湾では、ＭＵＦＵＮ　ＤＥＳＩＧＮ　ＳＴＵＤＩＯが木の趣をいかした、創造性のあるステーショナリーを展開。ペンを握った時の感触までも考量したボールペン「ペアーペン」は、小鳥が枝にとまっている姿をモチーフにした。ほかにも暖かい太陽をイメージした黄色いテープが、鮮やかな緑につつまれた山から昇り、日の出を表現した「テープカッター日の出」などユニークな商品を紹介した。