商品訴求ポイントなどを実感　「第11回記念かながわ新製品研修会」開催　神奈川県文具事務用品団体連合会
2014年08月25日

    神奈川県文具事務用品団体連合会は、8月21日、神奈川県産業振興センターで「第11回記念かながわ新製品研修会」を開催した。

    かながわ新製品研修会は、神奈川県文具事務用品団体連合会・横浜市文具事務用品団体連合会・相模原事務用品協同組合・小田原地区文具事務用品組合・横須賀文具事務用品組合・平塚文具事務用品組合・逗葉紙文具商組合・県央地区事務用品組合とメーカー団体の神奈川文交倶楽部との共催。研修会は、ネット販売や通販などとの差別化を図るため、より深い商品知識を身に付ける事を目的にしている。実際に商品を触って、見てもらうことをコンセプトにスタートした。

    野中伸恭会長は、文具小売店の減少問題に触れ、「我々の業界環境は、けして楽観できる状況ではない。それに対して、行政側も手を差しのべてくれるが、抜け穴が多いために規制の目的を達することができない、ざる法でしかない。やはり“自助努力でしか生き残る道はないのか”と、痛切に感じている」と述べた。

   続けて「大型店などの進出で、厳しい価格競争が続いている。どんな理由があろうと、我々は利益の取れる商売していく。そのためにも、お客様が安心して来店できる専門店として、コミュニュケーションを図るのはもちろん、商品の特長などもわかりやすく伝えるように努めいく。この勉強会と通じ皆さんと一蓮托生、頑張っていきたい」と挨拶した。

    次いで、神奈川文交倶楽部・西沢代表幹事は、「商品には各メーカーのいろいろな思いが一つひとつあります。この会場で商品に、しっかり触れて使い方、商品の訴求ポイントなどを実感してもらいたい。それを身に着け、今後の商売に結びつけていただきたい」と話した。

    次に、廣澤一雄常任理事のシュプレヒコールで開会した。

    会場には、㈱リヒトラブ、㈱明光商会の特別出展を含め、メーカー27社が出展。新製品や話題の商品の情報を求め、店頭での接客担当者や営業などディーラー210人が来場。それぞれが、商品説明を熱心に聞き入っていた。