ホーム > オフマガ ニュース一覧 > ソニー・クリエイティブプロダクツ、キャラクタービジネス業界のスケールアップを狙う「2014年ビジネスプラン説明会」
ソニー・クリエイティブプロダクツは5月29日、千代田区の本社で「2014年ビジネスプラン説明会」を開催した。
キーワードは『Something New、Something Different』。売り場の変化、消費動向の変化に常に目を向けていく。
コンテンツ戦略について古川愛一郎社長は、「今年は、特に業界のスケールアップを図っていく。業界市場規模は、商品化で1兆5000億、それ以外の部分で5000億。規模拡大を図ることで、我々のビジネスも広がっていく。そのためにも、ライセンシーが安心して物作りができる環境を整え、新たなキャラクター、ブランド、ハード、営業手法を考えていく」と述べた。
また、今秋から同社は業界市場規模拡大のために、新たなビジネスをスタートさせる。具体的には、①海外のビジネスサポート②スタイルガイド等の作成③講演会等の活動④コンサルティング活動⑤その他を掲げている。
続けて、同社のビジネスプランについて、コンテンツごとに説明した。マンスター系コンテンツ「ピーナッツ」は、2013年は小中学雑誌などの露出によりターゲット拡大に繋がり、市場規模は、前年比30%アップ。また、新たなブランディングテーマ、“SNOOPY’S BEAGLE HUG(大切な思いを共感する合言葉)”を導入し、思わずHUGしたくなる商品展開する。さらに、スヌーピー以外のキャラクター『WOODSTOCK(ウッドストック)』『BELL(スヌーピー女きょうだいベル)』を展開。これにより2014年も、このまま高い成長を見込んでいる。
ほかにも「きかんしゃトーマス」「リサとガスパール」「スポンジ・ボブ」「バビー/フィッシャープライス」「ジョエル・ロブション」。オリジナルコンテンツの「うさぎのモフィ」「うちのタマ知りませんか?」。新作「ふんせんいぬティニー」のセールスプロモーションの強化を図っていく。
海外展開では、オリジナルコンテンツ「うさぎのモフィ」、世界30カ国で放送(放送予定を含む)。さらに、イタリア、フランス、ドイツ、オーストラリア、香港、タイのライセンスエージェント契約により今秋から発売を開始する。「リサとガスパール」は、アジア・ライセンス展開をスタートさせる。
|
「今年は、特に業界のスケールアップを図っていく」と、古川愛一郎社長 |